履歴書 

 

採用・不採用の判断に使われる

 

◆「履歴書」は、求人募集企業へ応募する際に提出する応募書類として最も一般的に用いられる書類ですが、単なる「応募申込書」や「手続書類」ではなく、応募先企業の採用担当者がその内容をみて採用・不採用の判断に用いる「審査書類」だと考える必要があります。

 

内容も記載方法も重要

 

◆履歴書は、その記載内容自体が重要であることは言うまでもありませんが、その記載方法もしっかりしたものとすることが必要です。

 

◆もし履歴書の記載方法がていねいなものでなければ、応募先企業の採用担当者によい印象を与えず、「応募の姿勢がいい加減で意欲や熱意がないのではないか」「文章の記載能力が不足し、仕事が雑かもしれない」などと思われる場合もあるからです。

 

◆基本的には、読み手である採用担当者の立場に立って、読みやすくていねいな記載方法を心がける必要があります。

 

履歴書だけでもアピールできるようにする

 

◆近年、応募書類として履歴書のほかに職務経歴書の提出を求める募集企業が多くなってきています。職務経歴書の内容は履歴書よりも詳しく書くことが一般的ですが、そうだからといって履歴書の記載内容にアピール力がなくてもよいというわけにはいきません。

 

◆採用担当者はまず履歴書を見ますので、そこで不採用になれば職務経歴書まで見てもらえない可能性もあります。このため、履歴書だけでもアピール力のある内容とする必要があります。

 

書類選考が行われる場合は面接選考まで進むことを最優先に考える

 

◆近年の採用選考は、応募書類によってまず書類選考をすることが多くなっています。面接選考の際に自分の能力をていねいにアピールしようとしても、書類選考で不採用となれば、面接選考にまで進むこともできません。

 

◆このため、書類選考が行われる場合は、面接選考まで進むことを最優先し、面接で本人に会って話をしてみたいと思わせるようなものとなるよう履歴書の内容をよく練る必要があります。