ブドウ葉

〔英:Vitis vinifera〕

 

概要

 

▸ブドウは食用やワインの原料として世界中で栽培される植物。


ブドウの健康効果はワインだけに留まらず、葉や種子のエキスに抗酸化作用があり、血管に対する優れた効果も見込まれる。


▸ブドウ葉にはフラボノイドケルセチン等)が豊富に含まれる

 

解説

 

最終糖化生成物(AGEs)の生成を抑制する


・体内で糖分量が多い状態が続いた場合、糖尿病を発症しますが、糖分が過剰に存在してしまうと体内のタンパク質と結合する糖化反応が起き、高血圧、動脈硬化症がん、老化現象、認知症などを発症する。


・この糖化反応におけるブドウ葉の作用は、カルボキシメチルリジン(CML)などの最終糖化生成物(AGEs)の生成を抑制する。


・CMLは長期的な酸化ストレスの累積(加齢に伴う皮膚コラーゲンへの蓄積など)の指標となる。

・CMLの影響は「アルツハイマー」「糖尿病」「アテローム性動脈硬化」等との関連性も指摘される。

  

過剰摂取や欠乏による症状 

ワインとして多量摂取した場合は、アルコールの悪影響が現れる可能性が高いため、アルコールの影響を考慮して摂取する必要がある。

妊婦中・授乳中のワインでの摂取は、特に悪影響が出る可能性があるため注意が必要である。