キャッツクロー

〔英:Cat’s Claw〕

 

概要

 

▸キャッツクローは、中南米の蔓性一年草のハーブ。

キャッツクローは高さ20mまで成長し、葉の付け根にネコの爪のような特有のとげがあることから、「ネコの爪」と呼ばれる。


▸サプリメントの材料としては樹皮が活用され、有効成分は植物ステロール類、アルカロイド類、トリテルペン類とされる。


▸「リウマチや痛風に効く」「免疫効果」「がんの抑制」があると示唆されますが、キャッツクローの抽出物や特定の製品を摂取した場合、リウマチや変形性関節症に対しては有効性が示唆されていますが、それ以外の有効性についての検証データは不十分である。


▸堕胎作用を持つ可能性もあるため、妊娠中の使用は控えるようにする。

 

解説

 

免疫力を高める作用が期待される
・抗炎症効果は、炎症を招くとされるプロスタグランジンE2(PGE2)の生成に影響を与えているとされる。
抗ウイルス作用、免疫力を高める免疫賦活作用も期待される。