こんにちは、TaKaです。
先日、うちの会社で歓送迎会が開催されました。
人数はそんなに多くはなかったのですが、
みんなで集まることが少ないので、なかなか盛り上がりました。
その日は、私が店を選んだのですが、
その店には、今では居酒屋ではよく見かける「あれ」がなかったんです。
よく見かける「あれ」です。
それは、「店員を呼び出すボタン」です。
最近では、卓上で、タッチパネルで注文ができてしまうシステムも
よく見かけるようになりましたが、
そこまでいかなくても、
店員呼び出しボタンは、本当によく見かけるようになりましたね。
しかし、その店にはそれがなかったんです。
通された席は、一番奥の座敷席。
さぞや、注文するときには、「すいませーん」と大きな声で店員さんを
呼ばなければならないのかと思いましたが、
実は、そんな心配は無用でした。
そのお店では、店員さんが、
ちゃんとお客さんのテーブルをチェックしていて、
空いたお皿を下げるのも、すぐに気付いてくれます。
そんなに多くない店員さんも、常に店内を巡回していて、
注文したいなというときも、ちゃんと近くにいてくれるんですね。
ちゃんとお客さんとの雑談にも応じてくれるし、商品説明もうまいんです。
なんて言ったって、私はその店に行くのは2回目だったんですが、
アルバイトの店員さんでしたが、ちゃんと覚えていてくれて、
「前回お飲みになったレモンサワー持ってきますか?」
なんて聞いてくれるんです。
居酒屋で、気持ちいい思いをしたのが、久しぶりだったのでとてもうれしかったです。
一見、不便かなと思ったシステムも、
ちゃんとお客さんの心をつかむためのシステムだったんですね。
便利さに慣れてしまうと、気づかなくなってしまうことも多くあります。
我々も、効率だけを追い続けてしまうと、お客さんの気持ちをくみ取る
チャンスをなくしているのかもしれませんね。
ものすごく気持ちよく会を行うことができました。
ちょっとしたことですが、こう言う気付きを大事にして、
うちの会社にも取り入れていきたいです。