J2第6節 松本山雅FC×カターレ富山
2012/4/1 13:00KO
松本山雅FC 0-3 カターレ富山
【得点】
富山 ソ・ヨンドク
富山 西川優大
富山 西川優大
《試合経過》
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00135218.html
《試合感想》
「メッシに気をつけろ!」とか「クリスティアーノ・ロナウドに気をつけろ!」と言う指示を出して、止められるなら2人はリーグで40点近くも取らない。
おそらく山雅も富山と戦う上で「セットプレイに気をつけなくてはならない」「ロングボールが入った際のセカンドに注意を払わなくてはならない」と言うことは分かっていたはず。
それでも山雅はそのパターンでやられた訳だから、富山の安間監督は口元の緩みが止まらないのかなと。
プレビューでも書いたんだけど、正直こんな派手なスコアになるとは思っていませんでした。
そしてこんなスコアになった後に言うのもアレですが、富山はJ2でそこまで力のあるチームだとはないのではないかと。
山雅が負けた今でもそう思っています。
富山のサッカーは高い位置からアプローチを開始し、長いボールを蹴らせそこを高さある守備陣で跳ね返して守るイメージ。
攻撃面では高さと懐の深さのある前線にシンプルに当てて起点を作りゴールに迫るイメージだったと思います。
そしてこの日の山雅は見事にそのストロングポイントを上手く引き出してしまっていたなと。
ただウィークポイントもこの試合では目立たないながらもあった様に感じました。
それはボールホルダーへの寄せの甘さ。
得点シーンまで山雅は決定的なチャンスを演出する程にリズムを握っていました。
しっかりとボールを動かせていたし後ろから上がった選手も攻撃に絡めていたしで、ようやく攻撃の形が見えてきたかと。そしてJ2のリズムにもようやく慣れてきたかと。
けど、自分はそう見える影には絶えず富山の寄せの甘さがあったと思っていました。
縦パスが入った瞬間のボールへのアタックは1歩どころか2歩程遅れていたし、ボールを持っている相手へのコンタクトもあまりなかった。
J2昇格後に対戦したチームと比べると守備面に関しては、少し落ちる相手だったなと言うのが自分の感じた印象です。
実際対戦前に見た北九州戦なんかはしっかりボールを動かせる相手に対して中盤を面白い様に使われていたし、試合内容を見ても後手を踏んでいた様に感じました。
それではそんな緩い相手に試合途中からなんで蹴らされる展開になったのか?
それは試合の経過と共に富山が山雅守備陣(特に飯田選手?)のボール回しの拙さを感じ取ったからだと思っています。
「鳥カゴ」と言われるボール回しで鬼をやってる時にボールが取りたくなったら下手なヤツにボールが渡った時だけ本気で寄せるのが最も手っ取り早く効率的。
それは実際の試合にも言えて「取れるポイント」が分かればそこに強くプレスをいくのが最も手っ取り早く効率的な訳です。
そしてこの試合の富山のプレスが見事にはまっていたなと。
じゃその富山のプレスは掻い潜れないほど凄かったのか?
自分はそうは思っていません。
それは富山のプレスがチームとして連動しきっていなかったから。
あくまでボールホルダーがきつくなる程度でコースを消しきっていない。
見てて2つ動かせばフリーが生まれてしまう感じ。
とは言え、山雅のパスコースを作る動きが致命的に不足していたように感じましたが。
と、そんな感想。
3失点はしてるものの流れの中で完全に崩されたシーンはあまりなかったので守備はそこまでは崩壊していないのかなと。
それよりも気になったのはやっぱり攻撃面ですね。
前線に圧倒的なパワープレイヤーを置いてるわけではない中で、風の影響があったとは言え後ろであれだけボールを動かせないとなると正直厳しすぎるなと。
今後対戦するチームはよりDF陣への寄せを強くしてくる事が予想されます。
ここの改善は今後の試合展開に大きく影響を及ぼしてきそうですね。
引き続き山雅の戦いぶりには注目していきたいと思います。
《気になった選手》
松本山雅FC
FW 木島良輔
FWで途中から出場。
なんだかんだチーム内でもしっかりとボールを動かせる選手だなと。
途中から出場させる魅力も分かるけど、もう少し長い時間出てても良いのかなと感じました。
今後の浮沈を握る存在だと感じてきたので注目していきたいと思います。
カターレ富山
FW 西川優大
2トップの片方で出場。
この日は2得点の大活躍。
チームコンセプトを具現化するように前線で起点になっていたし、持ち味は出していた気がしました。
にしても、チーム2点目のボレーは綺麗でしたね。
今後の活躍に注目したいと思います。
《試合以外雑感》
・キックオフ2時間15分前に着いたのに競技場側の駐車場まで回されて面白かった。
・風が強くて弁当を食べるのが大変だった。
・富山G裏は愉快な格好の人が多くて面白かった。
・富山サポーターと山雅サポーターのやりとりで「富山は誰か有名な選手いますか?」「・・・黒部ですかね。」「・・・んっ?」って言うのを見ちゃって地獄絵図だった。
松本山雅FC 0-3 カターレ富山
【得点】
富山 ソ・ヨンドク
富山 西川優大
富山 西川優大
《試合経過》
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00135218.html
《試合感想》
「メッシに気をつけろ!」とか「クリスティアーノ・ロナウドに気をつけろ!」と言う指示を出して、止められるなら2人はリーグで40点近くも取らない。
おそらく山雅も富山と戦う上で「セットプレイに気をつけなくてはならない」「ロングボールが入った際のセカンドに注意を払わなくてはならない」と言うことは分かっていたはず。
それでも山雅はそのパターンでやられた訳だから、富山の安間監督は口元の緩みが止まらないのかなと。
プレビューでも書いたんだけど、正直こんな派手なスコアになるとは思っていませんでした。
そしてこんなスコアになった後に言うのもアレですが、富山はJ2でそこまで力のあるチームだとはないのではないかと。
山雅が負けた今でもそう思っています。
富山のサッカーは高い位置からアプローチを開始し、長いボールを蹴らせそこを高さある守備陣で跳ね返して守るイメージ。
攻撃面では高さと懐の深さのある前線にシンプルに当てて起点を作りゴールに迫るイメージだったと思います。
そしてこの日の山雅は見事にそのストロングポイントを上手く引き出してしまっていたなと。
ただウィークポイントもこの試合では目立たないながらもあった様に感じました。
それはボールホルダーへの寄せの甘さ。
得点シーンまで山雅は決定的なチャンスを演出する程にリズムを握っていました。
しっかりとボールを動かせていたし後ろから上がった選手も攻撃に絡めていたしで、ようやく攻撃の形が見えてきたかと。そしてJ2のリズムにもようやく慣れてきたかと。
けど、自分はそう見える影には絶えず富山の寄せの甘さがあったと思っていました。
縦パスが入った瞬間のボールへのアタックは1歩どころか2歩程遅れていたし、ボールを持っている相手へのコンタクトもあまりなかった。
J2昇格後に対戦したチームと比べると守備面に関しては、少し落ちる相手だったなと言うのが自分の感じた印象です。
実際対戦前に見た北九州戦なんかはしっかりボールを動かせる相手に対して中盤を面白い様に使われていたし、試合内容を見ても後手を踏んでいた様に感じました。
それではそんな緩い相手に試合途中からなんで蹴らされる展開になったのか?
それは試合の経過と共に富山が山雅守備陣(特に飯田選手?)のボール回しの拙さを感じ取ったからだと思っています。
「鳥カゴ」と言われるボール回しで鬼をやってる時にボールが取りたくなったら下手なヤツにボールが渡った時だけ本気で寄せるのが最も手っ取り早く効率的。
それは実際の試合にも言えて「取れるポイント」が分かればそこに強くプレスをいくのが最も手っ取り早く効率的な訳です。
そしてこの試合の富山のプレスが見事にはまっていたなと。
じゃその富山のプレスは掻い潜れないほど凄かったのか?
自分はそうは思っていません。
それは富山のプレスがチームとして連動しきっていなかったから。
あくまでボールホルダーがきつくなる程度でコースを消しきっていない。
見てて2つ動かせばフリーが生まれてしまう感じ。
とは言え、山雅のパスコースを作る動きが致命的に不足していたように感じましたが。
と、そんな感想。
3失点はしてるものの流れの中で完全に崩されたシーンはあまりなかったので守備はそこまでは崩壊していないのかなと。
それよりも気になったのはやっぱり攻撃面ですね。
前線に圧倒的なパワープレイヤーを置いてるわけではない中で、風の影響があったとは言え後ろであれだけボールを動かせないとなると正直厳しすぎるなと。
今後対戦するチームはよりDF陣への寄せを強くしてくる事が予想されます。
ここの改善は今後の試合展開に大きく影響を及ぼしてきそうですね。
引き続き山雅の戦いぶりには注目していきたいと思います。
《気になった選手》
松本山雅FC
FW 木島良輔
FWで途中から出場。
なんだかんだチーム内でもしっかりとボールを動かせる選手だなと。
途中から出場させる魅力も分かるけど、もう少し長い時間出てても良いのかなと感じました。
今後の浮沈を握る存在だと感じてきたので注目していきたいと思います。
カターレ富山
FW 西川優大
2トップの片方で出場。
この日は2得点の大活躍。
チームコンセプトを具現化するように前線で起点になっていたし、持ち味は出していた気がしました。
にしても、チーム2点目のボレーは綺麗でしたね。
今後の活躍に注目したいと思います。
《試合以外雑感》
・キックオフ2時間15分前に着いたのに競技場側の駐車場まで回されて面白かった。
・風が強くて弁当を食べるのが大変だった。
・富山G裏は愉快な格好の人が多くて面白かった。
・富山サポーターと山雅サポーターのやりとりで「富山は誰か有名な選手いますか?」「・・・黒部ですかね。」「・・・んっ?」って言うのを見ちゃって地獄絵図だった。