近年のこども事情 | hello-candy-candyのおかりなブログ

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ひねもす土の音(オカリナ)の響きに興をもよおせど、しばし徒然なるままに由無し事を綴りけるなり。

 1日1曲ずつオカリナを演奏しています。

  今日の曲は「瑠璃色の地球」です。

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  最近の保育園児は荒んでいる?

 

 家内は、市立の保育園で毎日2時間だけパートタイマーで手伝っている。私は常々、収入に比してハードワークであり、よく続けているものだと感心している。保育士として、我が子の子育て期を除いて、いろんな保育園で働いてきている。ぶつぶつ言いながらも続けているところを見ると、子供相手が性に合っているのだろう。

 が、さすがに最近の保育園児は、一昔前の園児よりも、協調性がないというか、自分勝手な行動をする子が多いらしい。保育士の指示を聞き分けないばかりか、他の園児に暴力をふるうことも多いようだ。小中学校のクラス崩壊は、既に保育園時代から芽生えている。保育士らもお手上げで、もはやらちが明かず、園の運営にも事なかれ主義が蔓延してらしい。悪貨は良貨を駆逐するというが、まともな子もそんな環境にいると、どんどん悪影響を受けるようだ。

 

  年寄りには足元の現状も見えていない

 

 家内によると、自分が保育士を始めた頃の園児らは、まるで天使のようだったと、この3、40年間の子供らの様変わりぶりを表現している。原因が家庭のしつけにあることは、はっきりしている。彼らの親の言動に唖然とすることが多いという。この親にして、この子だ。新聞社会面のニュースに接するにつけ、さもありなんと私も察する。ほんの一部の、特殊な状況だと楽観視できないところが真に恐ろしい。

 日本の社会指導層は、人間開発や人材育成を盛んに口にするが、足元がこの状態では、机上の空論、結果は火を見るよりも明らかだろう。私もそうだが、自分たちの子供時代の体験に基づいて、現在の子供たちが置かれた環境を判断しがちだ。が、現実はそんな牧歌的な状況とは程遠い。このまま足元を直視しないと、恐らく、米国同様、社会の二極化に向かってしまうと思うが。これも年寄りの杞憂だろうか?
 

 



▼Myオカリナ演奏

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瑠璃色の地球