薬が無くなったらひと月が経ったを知る
私は今や薬が不可欠な生活だ。私の予定表は今や病院通いを記入することから埋まるようになった。常備薬が底をつき、病院へ行って処方箋を書いてもらい、薬局へその薬を貰いに行くことで、あぁもうひと月経ったのかと、月日の経過を知るありさまだ。50歳前後から今日までほぼ継続的に痛風やコレステロール、血圧などの異常など生活習慣病で、毎朝薬を服用している。この20年ほどの間、ずっと同じ薬を服用し続けてきた。その薬のお陰かどうかはわからないが、普段通りの生活を続けてきた。
薬を定期的に服用し乱暴に生活する
この7、8年は、誕生月に送られてくる無料の定期健康検査を受診したことはない。どうせ検査をすれば、どこかしら異常な数値となる新たな項目は見つかるはずだ。だからと言ってそのたびに精密検査をしたり、薬を増やしていては、たまったものではない。だから、今の私は常備薬を規則的に服用して、生活は乱暴にというライフスタイルだ。生活習慣病を克服しようと食生活を節制して、好きなことを我慢する生活よりも、好きなものも自重せずに食べて、その代わり必要な薬を飲みさえすれば良しと思っている。それが心を安定に保つ私の養生術だ。 |