終末期をどう過ごすか | hello-candy-candyのおかりなブログ

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ひねもす土の音(オカリナ)の響きに興をもよおせど、しばし徒然なるままに由無し事を綴りけるなり。

 

 1日1曲ずつオカリナを演奏しています。

  今日の曲は「てんとう虫のサンバ」です。

  このブログの最下欄にリンクが張ってあります。

 

 

  幸せな老後を夢見てきた結果がこれか

 

新聞に65歳以上の高齢者が人口の3割になり、これからは介護難民が当たり前の状態になるとの記事を見た。3500万人の高齢者がおり、その内、要介護認定者が700万人がいるのに対して、介護従事者は190万人だけだという。特別養護老人ホームへの入所待機者も27万人いるという。

 介護付き有料老人ホームの新聞広告が目に入った。看護師24時間常駐、居室は20㎡(12畳)。入居一時金400万円、利用料30万円/月・人。75歳以下は賦課金有。夫婦だとこの1.5倍位だろうか?恐らくこれが最低料金で、これ以外になんだかんだと費用が掛かるだろう。

 

  理想の老人ホームの条件は何だろうか

 

 人生の終末期を有料老人ホームで過ごす場合の、私にとって満足できるレベルの条件は何だろうか?こうした施設に入居した身内がいないので、何とも想像しがたい。が、強いて条件を挙げれば、3か月かけて世界一周するピースボートのような環境か。寄港地での観光に変わる時折の外出機会の提供、広い海が眺められること、落ち着いた入居者ら、音楽や映画、図書室などエンターテーメントを含む娯楽教養機会の提供、ゆったりとした浴場、清潔な館内及び居室、質重視の三食などだ。

 

  不正施設に入居するリスクが大きすぎる

 

 5年間利用すると仮定して、30万円/月×12か月×5年+400万円=2200万円プラスアルファだ。ピースボートは安くても150万円/3か月×5年=3000万円/人だろう。いずれにせよ凡そ数千万円の支出になるだろうと想像できる。

 そんな大金の投入に引き換え、人生の最終の時点で施設対応が当初の約束と違うと気付いたところで、もはや元の入居前の状態に引き返せない点が、何とも大きなリスクとなる。いっそ身寄りがなければ、そうした一か八かリスクを負うという決断をすることも可能かもしれないが、私には家族に囲まれた終末がやはり一番だ。問題は家族がそれを良しとするかどうかだ。



▼Myオカリナ演奏

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てんとう虫のサンバ