最近気になっている疑問 | hello-candy-candyのおかりなブログ

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ひねもす土の音(オカリナ)の響きに興をもよおせど、しばし徒然なるままに由無し事を綴りけるなり。

 1日1曲ずつオカリナを演奏しています。

  今日の曲は「ソレアード」です。

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  調号が煩わしい。一体その役割は?

 

 作曲家がイメージした曲の音符を楽譜に書き始めるとき、とりあえず調号は何も付かないハ長調で音符を一つずつ書いていくのだろうか、それとも今度の曲は、ニ長調にしようと最初に決めて、♯♯二つを書いて、それから音符を書くのだろうか。

 つまり私の疑問は、調号の役割は何かということだ。私は完成された楽譜しか見たことがない。♯二つが付いているからニ長調だとか、ロ短調だと書いてあるからわかるだけで、それがどんな役割を持っているのか頓着したことはない。だから♯♯♯三つが付くと、イ長調もしくは嬰へ短調だと知識としては知るが、作曲家の意図までは関知しない。

 

  調号は音の色合いを決める

 

 しかし、考えてみると作曲家は、今度の曲は明るいト長調の曲を作りたい、などのれっきとした意図を持って、ハ長調ならハ長調の、♯ト長調ならト長調の、♯♯ニ長調ならニ長調の・・・それぞれ固有の調子の中から選択するということではないのか?

 あたかも、食べる前にうどんにするか、そばにするかラーメンにするかを選ぶのと同様に。私は今までそれぞれの調号に音楽的な違いを感じたことはない。つまりうどんとそばの違いすら気付ずにお昼を食べていたようなものではなっただろうか。それでも音楽を楽しむ点で何も困ったことは無い。また、例えば、あなたの好きな音は何?私はF♯が好きだ、という会話は成立しないのだろうか? あるような気がする。私の好きな色は、ターコイスブルーだ、という会話は成立するのだから。長調短調の違いも、色で言う暖色系か寒色系かの違いのようなものではないのか?とすると、好きな調号は、例えば色の好みで青系、赤系、あるいは緑系が好きだというようなものだろうか?

 

  自分の好きなキーで歌うにはどうするか

 

 最近思い付いたことが一つある。カラオケを歌う時、どの高さで歌うかをあらかじめ決める。つまりキーを選ぶ。標準のキー(オリジナルのキー)では、ちょっと高いので半音2個分だけ下げるとか、上げるというようなことを行って、自分の声や好みに適した音程にカラオケの伴奏を合わせてから歌う。これはオリジナルのキーを移調していることになる。作曲家も自分が思い浮かんだメロディーをどのキーで歌うかには、好みがあるだろう。つまり五線譜に音符を書く段階で、その歌のオリジナルキー即ち調号を決めている。と、推測するがどうであろう?

 

 

 



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ソレアード