気品を体現した人 | hello-candy-candyのおかりなブログ

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ひねもす土の音(オカリナ)の響きに興をもよおせど、しばし徒然なるままに由無し事を綴りけるなり。

 1日1曲ずつオカリナを演奏しています。

  今日の曲は「岬めぐり」です。

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  気品という言葉は知っていても

 

 気品という言葉の意味をいくら辞書で調べても理解できないが、エリザベス女王のような人と言われれば一目で了解できる。気品とは、美人である必要はないけれども姿形が整っていて、センスが良くて控えめな印象を与え、決して自己主張や押しの強さや派手さは感じさせない人柄ということだ。威厳とは違うが、その人の面前では自然と恥ずかしくないように、姿勢を正したくなるという無言の力を持っている。

 四六時中、衆目の注視を浴びながら、一瞬でも無造作な所作が出れば、幻滅を感じられてしまう。そんな気が抜けない注目の中でも、品を失するような所作が現れないということは、もはや完全に所作が身に付いているということだ。公私二面性があればどうしてもどこかに演じている感が出るはずだが、恐らくプライベートでも、あのままなのだと想像する。

 

  非日常性を体験することは生きる喜びだ

 

 日本ではさしずめ、美智子さまや雅子さまには気品を感じるが、紀子さまには感じない。実生活において、なかなかそのような人に会う機会はない。強いて言えば、沢口靖子似と観月ありさ似の二人の女性と中村勘九郎似の男性にそれぞれ別々に出会ったことが印象に残る。彼らはそこにいるだけで周囲から抜き出る存在感があった。あれが私にとっては、後光がさすという表現を体験できた稀有な機会だった。

 いずれにしても、私はその気品というものを体現したエリザベス女王にTVを通じてではあっても拝謁できたことは、貴重な経験、財産だ。



▼Myオカリナ演奏

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岬めぐり