こんにちは。HCnetの山下です。
前回まで4回「睡眠」について考えてみました。
今回からは「ストレス」をテーマにしてみたいと思います。
そもそもの経緯ですが、健康予防管理専門士という
資格を有する私が、資格試験の内容をピックアップして
解説し、みなさまの健康維持・増進のために微力ながら
でもお役に立てればという思いからブログを書き始めました。
そして、健康維持・増進の3条件としてテキストに「栄養・
運動・休養」とあるにも関わらず、「運動・休養」部分の内容
が薄いことが気になり、独自にテーマ設定して掘り下げて
いくことにしました。そしてまず「休養」について、具体的に
「睡眠」と「ストレス」というテーマを設定していったという訳です。
ですから「ストレス」というテーマにおいても「ストレス」と「休養」
の関係性を中心に他の論点へも波及させていきたいと
思っています。
ところでみなさま、ストレスに対処するための「3R」というもの
をご存じでしょうか。現代日本においてストレスを溜めず
に生活していくのは至難の業です。ストレスに上手に対処
できる方法を知ることは現代人に必須なことと言えるでしょう。
その「3R」とは
① REST
② RECREATION
③ RELAX
となります。
英語の苦手な方のために和訳していくと
① 休息・休養・睡眠
② 運動・旅行のような趣味・娯楽 気晴らし
③ ストレッチ 音楽のようなリラクセーション
(以上 厚生労働省ホームページより)
なるほど、と、みなさん思われたのではないでしょうか。
まあそうだろうね。当たり前すぎるんじゃない。
そんな声が一部から聞こえてくる気がします。
しかし、現実の社会を見渡してみるといかにもストレス
フルです。サラリーマンの世界など特にそうですね。
昭和のよき時代と違って今は人材を使い捨てる
のが当たり前の世の中です。安倍政権になってから
企業経営者に有利に労働法を改正していこうという
動きが強まっています。私も少し前まではサラリーマン
でしたから身に染みて良く分かっているつもりです。
そして、過労死やうつ病による自殺などのニュースも
後を絶ちません。
これはストレスにきちんと対処できていない人が
いかに多いかの証拠ではないでしょうか。
いかにも当たり前で簡単そうな上記①~③のストレス
対処法がなぜきちんとできないのでしょうか。
これを次回より順次考えていきたいと思います。
まずは①の「REST」からです。冒頭に書いたような
「ストレス」と「休養」の関係性とはこの部分に見出す
ことができます。詳しいお話は次回に。。