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「HCnet」社のブログ

ハローコールネット(HCnet)社の運営するブログです。
シニア向けの健康・生活情報を中心に日々の様々な
出来事を日記風に綴っていきます

こんにちは。HCnetの山下です。

前回は、老化というものは活性酸素の影響を受けて40代くらい

から徐々に進行すること、老化は避けられないものなので

覚悟を決めて上手く付き合っていくべきだというお話をしました

今回は、老化に伴う具体的な影響について考えてみます。

ブログの読者は若い方が多いと思いますが、ご両親のことなど

を考えると、そう遠くない将来に老化と向き合うようになるかも

知れません。ご家族の立場で老化について考えてみること

も何かの役に立つと思います。


まず、老化に伴う身体的な変化について考えてみましょう。

体のパーツや機能別に列挙していきます。


皮膚・・・しわ、乾燥肌、白髪、脱毛


目・・・老眼、視力低下、視野の低下


耳・・・聴力の低下(特に高音域)


口・・・歯槽膿漏、口内の乾燥(唾液分泌低下)、味覚の鈍化(濃い味を好むようになる)

    喉が渇かない


胃腸・・・食欲減退(活動量低下に伴う)、嚥下障害(飲み込みの悪さ)

     便秘


肺・・・息切れする(肺活量低下)


心臓・血管・・・動脈硬化、血圧上昇(循環器機能と自律神経の機能低下)


腎臓・泌尿器・・・頻尿、尿漏れ(中枢神経の機能低下)

内分泌と代謝・・・血糖値とコレステロールの上昇


筋肉と骨・・・骨がもろくなる、関節痛


免疫・・・感染症への抵抗力低下、寒冷に対する抵抗力低下


脂肪・・・皮下脂肪の減少


などがあります。


老化現象がやっかいなのは、疾病との区別がつきにくいことです

背後に病が隠れているかもしれません。また、疾病が慢性化しやすい

ことも早期発見を妨げます。



老年期を健やかに過ごしたいと考えている方は是非ともいまのうちに

生活習慣を見直していただきたいと思います。

中年世代の生活習慣の乱れは老年期の健康に確実に影響します

そして、老化現象がこれに更に拍車をかけ、老化によって抵抗力が

衰えている体には感染症による合併症の恐れがあります。



次に心理的変化ですが、高齢者になって社会の第一線から身を引く

ことに伴う孤独感や、外出が減ることによるストレスなどが心理面に

大きな影響を及ぼします。一般に人間は年齢を重ねるごとに精神面

心理面が成熟していくものですが、上記のような社会的な変化に

ともない例えば「ひがみっぽくなる」「無精になる」「忘れっぽくなる」

などの変化がみられるようになります。



こういった高齢者の変化に対応する家族や若年者層の接し方ですが

最も大切なことは「高齢者を特別な存在と考えない」という考え方

です。高齢者はこういうものだという先入観をもたず、また高齢者は

保護されるべきものだという考え方ももたず、若い人たちと変わらない

存在として共に生活をすることが大切です。

こういう考え方を福祉の世界ではノーマライゼーションと呼びます。


また、社会の一線から身を引いている高齢者には社会の中で

「自分の存在価値」を見出すことを渇望しているものです。

人生経験を有する者としてのプライドもありますのでえ、その経験を

社会に還元できることに生きがいを感じる方も多いはずです。

高齢者を介護の対象という視点だけで捉えるのではなくて、実社会の

中でいかにその経験値を活かしていくかというテーマは国家レベル

で議論していくべきものと考えています。