久しぶりに空気にあててみた それでも奴はいつもと変わらずぶっきらぼうな様子だ。


これをメインでと考え、サブも持ってないのはどうかと思うが。


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まだこの楽器の可能性の10%も発揮していない。 それなのに減らず口を叩いてみせる。


「とにかく、お前はオレが弾いたとおりの音を出してくれさえすればいいんだから」


我が状況を知ってか マシンヘッドがニヤリと笑ったような気がした。


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改めて思う お前と奴と三者がシンクロした時は

本当の世界が見える そして今はそのドアは錆び付いて動きが悪い


こじあけたいね。 いや、こじあけようよ 世界が終わらせない為に


思えば30年近く、新宿を遊び場にしている。 昔馴染の良く話をしてたコールガールは

屋台の隅っこにへばり付いた、出涸しの昆布のように干からびて


客の入らない名もないような食堂で配膳をしながら、日に何度かは20も年若の店主に怒鳴られている。



昔は歩きタバコなんて当たり前だった。 最近じゃ特定のエリアに隔離されて

灰皿を丸く囲んで決められた場所でタバコを吸わされている。 対外的に見ても主観的に見ても

より、麻薬性が高い物質を管理下で投与しているような重苦しい雰囲気である。

ある朝、仕事がハネてからそこで待ち合わせていると

「朝の月」が見えた。


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今朝は乗換えの少し前から降り出したにわか雨が 駅の地下にある駐車場を池のようにしていた。


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昔とはすごい勢いで変化しながらも、まったく変わらない部分を保っている新宿


ガキの頃は多い時で週に三回はライヴを観にきてた。


不思議に自分でライヴを演ってる数はたいした事はない。


それでもここがスタート地点の一つなのかも知れない。
前にも話したような気がしますが モーターサイクルと楽器は良く似てる部分がある。


まず、操作してる時の自分をみる事が出来ない。

どのように動かしていたか?どんな感じだったのか?どんな音を出していたかは、リアルタイムでは分りにくい

よって後で写真や映像や録音などで確認して、自分のイメージどおりか確認する作業となる。


そのイメージとプレイやライディングが近ければ、近いほど良いだろう。

そして


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人が動かしてない状態より、動かしている方が美しい。


本来、その為に作られたもので、飾るものではないと思うし


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重要なのは、両者が一体化して生まれる特別なセンス。


夏、モーターサイクルが恋しくなる季節です。