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Netflix: ジョーカー

 

 

 

大事をとって今日も一日ウチにこもってヌメラのコミュニティデーで大量捕獲などしておりまして(ポケモンGO)、その合間に「ジョーカー」を観ました。

 

 

今さらすぎてもう書くこともない感じなんですけど、救いのない映画でした。

なんか希望が少しでも見えるかと思ったんですけど、唯一の希望が、この男が後のバットマンの最大の敵になる、って、この作品外のことじゃないですか。

 

私、バットマンシリーズって観てないので、ああこの男が先々あんなきらびやかな犯罪を犯すのかー、っていう未来の成功部分を知らないから(悪事だけど)、この作品で描かれた不幸の連続がジョーカーのすべてだったりするわけで。

 

主人公について、全方向から隙間なく不幸が迫ってくるんですけど、よくまあそんな設定・脚本・絵コンテ作れるなあ。容赦ないですよね。

 

開始ちょっとしてからのチンドン屋控え室みたいなシーンで、この映画ってもしかして「タクシー・ドライバー」の世界じゃないの、って気がついて、そしたらロバート・デ・ニーロが出てきたんでおいおいおいというか、マジかー、って気になりました。ジョーカーが同じ階の子連れママをポルノ映画に連れて行かなかった分世界は成長してるのかなとも思いましたが、デニーロはひとりのコールガールを救い出すということを成し遂げられたけど、ジョーカーは証券マンを殺しても(たぶん)貧困層の同僚を殺しても大物コメディアンを殺しても、誰も救い出せてはいないというのがものすごく閉塞感でした。

 

「タクシー・ドライバー」も見直したくなってきたな。口直しに(ならないって)。

あと「キング・オブ・コメディ」はすいません、観たことないんです。Netflixにもないんですよね。

 

しかし、ホアキン・フェニックス、すごい演技でした。

 

 

 

次の投稿は週末になると思います。

「フィリオサ」観てー。

ではまた!

バイバイ