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Netflix:T・P ぼん

 

 

 

週末から風邪気味で今日一日こもってました。

おかげさまでだいぶ復調したんですが、外出は控えてたので書くことがないなと思ったので、ちょっと話題になってた「T・P ぼん」を全話一気見しました。

 

 

なんですけど、うーん、ちょっとあんまり面白くなかったかな。

 

まずオープニング、エンディングいずれの歌も全く趣味ではなかったので第1話では聞きましたけど、あとは全部トばしました。全12話です。

 

あと声優なんですけど、鉄男ってほんとにアレで良かったんですか? 日笠陽子さんにあの声出させて「正解」だったんでしょうか。またブヨヨンの宮野真守さんですけど、エンドロールを見るまでチョコプラ松尾だと思ってました。

 

内容的には主人公のちゃらんぽらんさが鼻にツいてイライラしながら見てました。諸星あたるみたいな1本芯の通ったちゃらんぽらんではなく、行き当たりばったりに「それいやー」ばっかり言ってる感じで、「タイムパトロール」という職務に過剰に厳格さを求める昭和のSFファンとしては許し難いものがありました(いやもちろん原作はずぶずぶに昭和SFなのは知ってますけど)。

 

あと「タイムトラベル」にうきうきできなかったです。ただ行くだけじゃん、みたいな。特攻隊のエピソードくらいですよね、タイムパラドックスの醍醐味があるの。

 

いやそもそも「タイムパトロール」が過去の誰かの命を助けるのが仕事ってそこ既にワケわかんないです。作中でも行ってましたけど、魔女裁判で20万人殺されたって。で、ひとりたすけて「むふー」って思われても。そもそも未来人にそれを選別する「資格」があるのかって話です。

 

主人公だって、歴史を変える重要人物だからタイムパトロールの秘密を知っても殺されない(さらに仲間にされる)という設定なんですけど、その「歴史を変える」って本人がなしとげることじゃないから、あの「石を蹴った」時間を過ぎたらもう生かしておく意味ないじゃん。

過去の人を助けるタイムパトロールが人を消すのかよって話ですけどね。

 

なんか、藤子先生なのに穴が開きすぎじゃないかって思ったんですよ。

結局仕事を成功させるためにはドラえもんのひみつ道具みたいなチートデバイスを出してこないといけないわけだし。未来人ってナニモノ?って。

 

最終回のタイムトリッパーのエピソードは壮大で良かったです。あれは「おー。俺は今エスエフを見ているー!」という気にさせてくれました。狭量なエスエフファンですまんこってす。

 

ああ、あと、最終回のラストがアレっていくらなんでもナイと思います(これは7月から2クール目が始まるかららしいけど、じゃあテロップ出せよ)。

 

すんません、悪口ばっかになっちゃった。

だってみんな面白い面白いって言うんだもん。

 

大事をとって明日も外出は控えようと思います。

「フュリオサ」も「ぼざろ」ももうちょっと上映続けてよねー。劇場で見るからねー。

 

で、明日は何してようかな。

ま、Netflixをうろうろしていたいと思います。

ではまた明日!

バイバイ