ギャラリー巡り:銀座、日本橋、大伝馬町、信濃町 | heliumvoice-表

ギャラリー巡り:銀座、日本橋、大伝馬町、信濃町

 

 

 

今日はギャラリー数はそんなに多くないんですが撮影OKが多かったので写真が47枚あります。風景写真はいらねーよって感じかもしれませんが、ご寛恕をお願いするとして、テキスト少なめで駆け足でご紹介します。

 

ガマズミ。漢字で書くと莢蒾、ってぜんぜんガマ感もズミ感もないなと思ったらこれは中国名のようです(Wikipediaによると)。

 

では本日最初は銀座。

7丁目にあるギンザ・グラフィック・ギャラリーです。

何回も行ってるのにDNP(旧大日本印刷)の運営というのを初めて知ったかも。市ヶ谷だけでなく銀座でも印刷文化、デザイン文化に根ざした活動をおこなっているということでえらいもんです。

 

新橋から行ったんですが、手前にヴィトンのビルがあって、相変わらず数十人の行列ができてました。そんなにまでして見たい、買いたいもんなんですね。

 

「TDC2024」

 

TDCはタイプ・ディレクターズ・クラブ。デザイナーですがタイポグラフィをやってる人たちの団体ってことで多分合ってます。

 

こんな感じで作品がわわわーと展示されてます。

 

 

なんか学園祭の展示みたい。

 

漢字、かっけーなあ。

 

これだけじゃなく、LPレコードとジャケット、インナースリーブの展示がいくつかありました。私はもちろんレコード世代なんですけど、あのサイズ感とか、紙であることのデザインの自由度とか、デザイナーが腕を振るう場としてのレコードって貴重だったんだろうなと思いました。CDでアートを見せる部分が小さくなった時にはけっこうがっかりしましたし、配信になったら、確かにデジタルデータを画像にしても映像にしても提供することは可能なんでしょうけど、LPのように買ったら袋の中に全部入ってるということにはならないだろうから、体験としては全然違ったものになるんでしょうね。

レコードについては円盤そのもののトリックもいろいろあったわけで、そういうのがなくなっちゃったのは世界がアソビを失っていくのと期を一にしているのです、というのは言い過ぎ。さらに文字部分長すぎ。

 

これは映像作品(写真はOKでしたが動画撮影はNGでした)。作者は岡崎智弘さん。「デザインあ」のいろんなコーナーを担当されてる方らしい。マッチでひらがなをいろいろいじくる(イメージわかないですよね)、めちゃくちゃ面白い作品でした。

 

検索したら岡崎さんの、マッチ棒だけで1時間以上ある動画がYouTubeに見つかりましたのでリンク貼っときますね

 

お客さん全員デザイン会社はデザイン学校に行ってる感じでした(私以外)。

15日(水)までです。「デザインあ」や「ピタゴラスイッチ」をみてる人は必見です。

 

次は久しぶりに奥野ビルへ。

久しぶりにエレベーターに乗りました。

6階まで。

 

ギャルリー・ラーです。

 

コルメキッサによる「横濱浪漫館」

 

コルメキッサさんには結構前に、ルデコでやっぱり人形と絵画とファンタジーな服飾の展示販売を見に行ったことがあります。本展は、服飾がやや少なめになっていて、人形が多かったように思います(喜ばしいことに)。

 

丸美鈴さん。かわいい…

 

美しい…

 

Enさんとこの子もかわいい><

 

三浦悦子さん、やっぱ怖い。

左のドウブツはNoeさんの作品。

 

こちらも三浦悦子さん。撮る角度を間違えたかな。顔が…

 

新家智子さん。

 

鈴木李佳さん。初めてな気がします。

 

はい、で、明日12日(日)までなのです。

こちらでの開催の終了後は場所を横浜のコルメキッサ本拠地に替えて行うそうですので、上のリンク先をご覧ください。

 

日本橋まで歩きます。

高島屋のすぐ近くの不忍画廊。

 

成田朱希 個展「アドレナカフカ」

 

「アーティストの絵本プロジェクト」ということで、絵本の原画が展示されています。絵本、、、というか漫画じゃん、って思いました。それもすっごいガロっぽいやつ。

 

下の画像(DMの裏側)にもあるように、むっちりエロスな油彩作品も多く展示されていました。なんかもう色づかいがエロい。

 

25日(土)までです。

 

画廊の窓側のスペースでは池田満寿夫展としてエロい版画やエロい版画用に撮られたとおぼしきエロい写真が飾られてました。こっちの会期はわかんない、すいません。

 

そのまま大伝馬町=みうらじろうギャラリーまで歩きます。

こないだも似たような道を辿ったな。ポケモンセンターに行った時。

 

本日はこのようなメニュー。

 

5階(@5)はさかの依 個展「アベコベ」

 

DMの作品の印象が強烈なのでどんな絵かいなと思いましたが、リンク先で見られるように、真っ当な美人画+シュールな作品でした。

「染色」という作品、すごくいいなと思いました。

 

4階本廊はひらのにこ 個展「More Light」

 

本物を見ないと、写真や印刷では再現できない微妙絶妙の薄味トーンの美人画。服やアクセサリーの描き込みに力が入っていたように思いました。

 

3階(bis)はこないだまで4階でやってた真木環さんの個展のリプライズ「不埒な乙女の慈善週間」でした。

 

いずれも明日12日(日)までです。

 

次は電車に乗ります。

信濃町まで。

 

今日はバラが咲いてました。

 

しかも何本も。

 

Artcomplex Center of Tokyoです。

 

ACT1は「ACT小品展2024 取り扱い作家」ということで、本展で「売れ残った」作品が集められてたわけですが、私の「推し」な作家さんの作品も残ってたから、そろそろ岸田首相も全国民に小遣いを配ってくんないかな💢と思ってます。税金引くんじゃなくてさ。

 

ACT2は事務所利用で、3から5の3部屋で大槻香奈さんのキュレーションによるテーマ展が開催中なのです。ついこないだまで南青山で個展してたのに、元気いっぱいな方です。

 

ACT3は「静物画といっしょ」

 

 

NOVI.さん。これ、静物画かぁ?

 

Ayako Onoさん。いやこれ、静物画じゃないでしょ。

 

という感じで、「定義とは?????」ってなりました。

 

ACT4は「こわれてない家」

 

「家」テーマとおっしゃいますが、これまた、家かぁ?という笑

 

金澤シュウさん。青い。

 

池田はるかさん。橙〜〜。右の作品、情報量が多すぎてくらくらします。

 

吉田有花さん。家、、、かなぁ。

 

田中晴菜さん。いやこれ、絶対「家」じゃないでしょ。

なんか楽しくなってきたぞ。

 

ACT5は「ギャルと自然」

「と」で結べばいいというものではない。

 

 

大槻香奈さん。ギャルである。

 

ベロニカ都登さん。挑戦的なギャルである。

 

薬指ささくさん。虫である。脱皮している。

 

藤川さきさん。こえーよ。立体作品も、こえーよ。

 

エース明さん。真っ当にギャルだが、この写真ではわからないでしょうけど、線がジャギジャギなのだ(ジャギジャギって表現、通じるかな)。なので1990年代のギャルっぽいのだ。21世紀はもっと高精細ですからね。

 

という、なんかもうすっごく楽しくていい作品の集まった展だったんですけど、全部明日12日(日)までなのですよ。うーん、これはもったいない。

 

 

では次、本日のラスト。外苑前まで歩きます。

 

絵画館。建物の前がもわっとしてるの見えますかね。風で砂、土埃が舞い上がってたんです。屋外ながらマスクしたね。

あと今日は巨人ヤクルト戦でもあるのか、大量の人が移動してました。

 

別角度(といっても5メートルくらい左に移動しただけ)。

 

振り返ったら銀杏並木。

三井不動産も小池もここは残すらしいです。せめてもの慈悲とか思ってんじゃないだろうか。

 

まあ、残ってくれるのなら。

 

あ、さきっぽ(梢って言え)が切れた。

 

広角を使え、という話ですね。

 

どこかの交差点に咲いてた花。

 

向かうはスペースユイです。

 

須川まきこ 個展「密だわ」

 

むっちりしてて、義手や義足だったりして、レースのコルセットで胴体締め付けてて、毛量がゼンゼくらいある少女たち。

 

レースコルセットじゃない子もいて、なんか新境地?

 

こちらも見ていて楽しくなってくる作品展でした。

18日(土)まで。

 

 

本日の行脚は以上です。

だいぶ歩いた。

 

明日は上野の予定です。

 

 

ではまた明日!

バイバイ