東京藝術大学 卒業・修了作品展
予定通り上野まで東京藝大の卒制展を見に行きました。
私にとっての上野の入り口はここです。
冬だというのに生い茂っております。
椿の花を画角に入れたかったんですが、こりゃ失敗。
上野大仏って何。知らなかった。
ストゥーパ。
右側が正面でそこでみなさん手を合わせたりなさってるんですけど、そこは撮影禁止でした。鎮座まします仏さんがカメレには魂吸い取られるとか思ってらっしゃるんでしょう。
では都美術館に参ります。
今日、初日なので学生さんやその家族お友達なんでしょう、列を成して美術館に吸い込まれていきます。
日曜スタートの金曜エンドなのでカタギのリーサラは今日しか来られないんすよ。
ちなみにこの卒制展は1フロアの4会場と地下の2フロアを全域使って展開されております。
残りのフロアは全部「書道展」だったので行きませんでした。
字って見ても「うまいなー」しか感想が浮かばないので。「エロい」とか「邪悪だ」とか「不謹慎だ」とか、そういう書道だったら見るかも。
ちなみに美術館本館は昨日から「印象派展」で、そっちも押すな押すなでした。
最近はライジングスターの方々が参加するような企画展グループ展にとんと行ってないこともあり知ってる作家さんがひとりもいらっしゃらなかったので、撮影した作品をダダ並べて参ります。画像枚数はパンダも含めて45枚です。すいません。
第1会場に入って2枚目がこのアゲハチョウの図。虫はいいなあ。
小﨑拓郎さん。
日本画学科ですが、自画像の提出もマストだったらしいです。
福島文葉さん。
小池柊さん。
福井智恵美さん。
みんな自画像がかわいい。
次はデザイン学科だったかな。
内藤美友さん。写真なんですけど、カッコよかったです。
山崎星来さん。昆虫的ドレス(ドレスじゃないか)。
マッキン愛奈さん。
たまに手とかすごくなめらかに動くので芸大でロボティクスもやるのか、と思ったら、作者が中に入っているんだそうです…。さすがに終日入ってるわけではないので、入ってる時間に見られてよかったです。
ここから油画。
フカミエリさん。
原ナヴィさん。手前の立体も。
色本藍さん。
山本恵理さん。
川村照乃さん。人物以外ではこの方の絵が好きでした。
当山希未さん。ちまちま系。油画ですけどキャンバスに木炭です。
ジョーンズ美月さん。こういうタッチすごく好き。
アハメッド マナンさん。
公募展会場のロビー階展示は以上です。
会場の半分くらいは建築や服飾やデジタルアート(映像など)で、絵と彫刻くらいにしか興味のない私には響かなかったんですが、そういうのもありますので、お好きな方はお間違えなく。
次は地下会場です。基本、立体です。
見下ろしたらこんな感じ。
彫像の作品って少ないんですよね。
久恒弥桜さん。
顔アップ。
虫キターっ! スカラベ!
野村俊介さん。
ある種の方にはかなりムリな表皮。
中垣百恵さん。
お尻。見えてないけど。
小野隆さん。こちらもご本人が中にいらっしゃるのでは……?
さすがに本物ではなく金魚も作品だと思いますが、金魚すくいから持って帰るビニールの袋のまんまでアクリルで固めてます。
河崎海斗さん。
彫金の食べ物。
藤本春華さん。
さて、都美術館を後にして大学キャンパスに参りましょう。
上野の案内板があった。
奥が大学です。
まず陳列館に行きましたが、建設と文化財保存学で、後者は撮影不可(創作ではなくもともとあった作品の保存ですから)だったので、行きました、というだけで。
次は大学美術館へ。
この美術館は地下2階、3階、2階、1階と展示があって、地下と3階が広いです。
写真は立体のみです。
秋元麻由美さん。
お尻。
門倉主樹さん。
顔。
ラストは早野樹さん。
お尻。
ここ以外にも展示会場はあって、たとえば学部のアトリエ棟の各部屋でやってたりすると思うんですが、想像以上に時間がかかっちゃったので今年はこれにて撤収しました。
ここ数年、五美大展の後にも書いてますけど、不謹慎な作品がなくて、さらに裸もなくて、なんかつまんないなあって感じです。アートに何を求めているのたー!って言われるでしょうけど、私はそういうのを求めてるのです。求めて毎週毎週さまよっているのです。
では最後は上野公園を彩る紅梅白梅をどうぞ。
ま、まだまだですね。
五美大展は2/23から3/3、六本木の国立新美術館です。
さて、今週は特段予定がないので次回の投稿は週末の予定です。
ではまた!