ギャラリー巡り:銀座と青山・原宿ゾーン(つ、疲れた)
あれ、6月に入って最初のブログがもう6日ですか。週末ブロガーなのですいませんですね。
さて今日は久々に「本格的な」ギャラリー巡りをして歩き回ったらすんごい疲れました。
マスクしてるから酸素の摂取量が制限されてるのかもしれません。
在宅勤務期間が運動不足だったのかもしれません。
さて本日はまずQBハウスに行って3ヶ月ぶりに散髪しました。
待ち時間入れて1時間ちょっとかかりました。
では出かけましょう。
京浜東北線の快速は新橋、有楽町をトばすので、どこかの駅で山手線に乗り換えるんですが、今日は高輪ゲートウェイで降りてみました。初めて降り立つ高輪ゲートウェイ駅。ああ、実在してたんだなあ。
でも京浜東北から山手線に乗り換えるのに階段を登って降りて、ホームを移動しなくちゃいけなくて「騙された」って思ったね(田町から向こうは同じホームの右左なのです)。
高輪ゲートウェイ駅ができるまでは品川・田町間で一回京浜東北線が山手線を超えてたんですけど、今はどうやってクロスさせてるのかな。あとで調べよ。
って、前説が長すぎる!
お昼は新橋駅を銀座側に出て信号渡ってすぐの岡山中華そば。
ねぎ中華。
もうね、めちゃくちゃ普通です。麺はストレート細麺。
ただ、どこが岡山なのかは不明(笑)
今、リンクを貼ろうと思って検索したら、後楽本舗って店名だったんだ。どこにも書いてなかったぞ、たぶん。
さ、ようやくギャラリー。
銀座は本日もまだ歩行者天国になっっておりません。そこそこ人出は戻ってきてます。でもこうやって人が全員歩道に追いやられてみると、この銀座中央通りって端から端まで、さらに京橋からもずーっと、歩道に、一か所も、腰掛けられるところがないんだよね。ベンチはおろか、花壇も。どういう都市デザインなんだ、って思いますね。
最初はこちら。
ギャラリーアートもりもとの川嶋陽介・辛文遊 二人展。
会期は6/4〜13。
川嶋さん(左の方)は6作品で、3つは(あれ4つかな)七菜乃さんがモデルで、野呂さんのは1枚だけだった。
辛さんは「かのと」って読むのね。中国の方だと思い込んでました。皮膚の肌理というか、肌理があかん感じになっちゃってるところの表現がリアルで。6点+非売の赤ん坊の絵、あと1階のショウウィンドウ?に1点。
次は奥野ビル。
活気が戻ってます。
2階の一兎庵は「NEXT RISE V」と題してライジングスターの女性作家6人衆。本日最終日なのでした。
白谷愛理沙さん、丑山雨さんはよく拝見してます。川村千紘さんの青い世界もかな。古塔つみさんはデジタルなんですが、イラストと日本画があって、日本画が良かったですね。伊桐美月さんは透明水彩作品。小佳さんは1点だけだったので、もうちょっと見たかったです。
5階のアモーレに行くと、ここ数ヶ月姿を見かけなかったギャラリーマネージャーさんが復活してて、気分がアガりました。
アモーレはタイトル不明ですがいつもの小品集。雀蜂子さんら。
ミ・アモーレは柳沼有希さんの人形作品展。
柳沼さんの人形、顔の造作や手足の指など荒削りなところがあって、そこがだんだん洗練されてくるのかなーって思ってましたけど、そういう(洗練に向かう)方向を目指しているわけではないようで、その荒削りがそれぞれの人形のキャラクター(個性)になってるんだなと思いました。
京橋に参ります。
スパンアートギャラリー「ホラージェネレーション 異次元の異端のトポス」の初日です。23日まで。
やや漫画系の展示ですが、人形界からも重要作家さんが集まってます。
漫画では駕籠真太郎、伊藤潤二、高橋葉介、丸尾末広、諸星大二郎さんら錚々たる面々。
人形ではひさしぶりに愛実さんの、おそらく新作の子。ああ、痛い痛い、見てるだけで痛みが伝わってくる作品です。巌実さんは初めて拝見すると思うんですが、瓶詰めの生首美女という新ジャンル。日隈愛香さんは背骨3姉妹。どれもいい作品です。
絵では北原功士さんが圧巻。劇画調の妖怪絵図で、女子高生2人組が白いパンツを見せながら妖怪にアカんことをされるという。これが8作品。白壁狭しとかけられております。5月に出たばかりの「令和怪奇画報 妖怪編I」の原画です。
では銀座線で青山方面、外苑前で下車。
これはクリアファイルを撮影したもの。
清アートスペースの丁子紅子個展「鏡花水月」は本日初日。
もうこれ、紅子節というか、ベニベニガールというか、勢揃いです。
上のキービジュアル作品は奥に展示されているんですが、プロジェクションマッピングで体に光が当たったり蝶が飛んだりするので、真ん前に立ちはだかると邪魔になるおそれがありますのでご注意。
今回、絵画作品だけではなく、画中の女性がつけているジュエリーアクセサリーも作って展示されていました。面白いすね。
初日ということだからでしょうが、サンキューカードもらっちゃいました。
裏面には手書きでメッセージが。
ありがとうございます!
ギャラリーを出て外のベンチでツイッターしてたら、目の前にもギャラリーがあったので、入ってみました。
うむむ…。ナイーブアート? アールブリュット?
ここは相原淑香さんという方のギャラリーということらしいです。レンタルギャラリーなんですけど、今日はオーナーの相原さんの作品が並べられていて、ま、常設展ってことなんですかね。
これまで何回も清やユイでこの道はなんども通ってるのに、これまで気づきませんでした。
検索してもどこにも書いてないんですけど、相原さん、脳性マヒかジストニアを患いながら作品を作られているようです。いらしたので少しお話ししましたので。
名刺。
さてそこから原宿方向へ。
こないだとは逆進してカレーパンの匂いを嗅ぎながら歩道橋を渡って、3月末で閉鎖された青山児童館の横を通ってくんですけど、原宿ゾーンに入るところに群生してた薄荷(ミント)がすんごいいい匂いで。私、道端に薄荷が生えてると葉っぱをもみもみして匂いをかぐということをやるんですが、群を抜いていい匂いでした。あそこをお通りの際にはぜひお試しください。
HB Galleryは鈴木理子個展「Rico Flower」。10日まで。
花の絵なんですけど、大半はモノクローム。花なのにモノクローム。想像力をちくちくされる作品たちでした。
アジサイのDMとヒヤシンスのカード。
ついつい寄っちゃうボリス雑貨店。
でも入るときにゴム手袋をつけてください、って。えー、なんにも買わない俺にそんなコストをかけなくても……
小島秋彦作品展は、キノコを中心にした世界観の、あれは石膏作品? 木彫り? よくわかってませんけど、まあだいたい単独で可愛いキノコか、べつのものから生えてて気色悪いキノコ。100万円してたけど、各パーツが外せる「肺と心臓」がすげー。
すんません、ほんとに何も買わずに退出しました…。
次は明治通りの向こうまで。
ツタに覆われた煙突?
不思議なものがあるなあ、原宿。
交差点のところ、コンドーマニアがあったあたりも再開発ででっかいナニカが建設途中でした。ほんま、儂の知った原宿はもう何パーセントくらいになっちゃったかな。
ギャラリールモンドのmame個展「ここだけの話」。明日、7日までと会期が終わりかけてるせいで、絵は全部売約済みだし、画集、クリアファイル、カードはすでに売り切れ。
恋愛の日常の一瞬を切り取ったこういう作品はすごく好きなのでとても残念。
そっからまた原宿縦断、骨董通りへ。
ビリケンギャラリーは野々上聡人個展「コロナ展」。本日初日で21日まで。
なんかもうね、偏執狂というか、不安症というか、ギャラリースペースは天井をのぞいて作品が敷き詰められてる感じ。
とかね。
とかね。
とかね。
「パワーを感じました」としか感想の持ちようがない。
「テーマ」があるようにも見えないし、統一されたタッチがあるわけでもない。一体何が作家をして作品を生み出させているのか? みたいな話で、私が饒舌かつボキャブラリーの持ち合わせがあったら在廊だった作家さんに聞いてたかもね。
画集にはちょっと二の足な感じだったので、バッジを買ったらシールもくれた。嬉し。
「人間マン」って、人間でもマンでもないやん。
本日は以上です。
マジ疲れました。もう眠いです。
明日はどうしましょうかね。
恵比寿か麻布十番に行くかもですが、それらは会期はあるので、明日は脚がツった痛ぇぇ〜〜〜っ!って言いながら一日過ごしているかもです。
そういえばそろそろ7月。
春期のアニメが終わっちゃうじゃないですか。
なんか見た気がしないなあ……
放送予定はカヤ目にお願いします、GIGAZINEさん。