春テレビ最終回第1弾 | heliumvoice-表

春テレビ最終回第1弾

名残り惜しいことですが、かたちあるものいつか壊れる、オンエアされるものいつかは終わるということで、何本か最終回を迎えましたので簡単に感想です。

今回写真なしです^^;

花咲舞が黙ってない
もうね、「スカッ」ってのはこういうことですよ。
何が良かったって、誰一人として「謎」を持ったキャラがいなかったんですよ。
だーれももったいぶったりもったいつけたりせずに、今、そのキャラがやるべきことだけをやってて無駄なサイドストーリーは一切排除。これは平成の連ドラでは珍しいことだと思います。
生瀬さんも、予定調和のように最終回には「え~ひと」になってました!

ピンポン
おはなしとしては10話の風間戦がピークで、最終話はエピローグみたいでしたな。
ちょっとスピリチュアル入ってて、「マインドゲーム」っぽかった印象でした。
「ピンポン」て、珍しく実写映画がちゃんと面白かった漫画作品だと思うんですが、今回のアニメ版もすごく面白かったのは、作品が優れてるというのはもちろんなんだけど、みんなが「愛してるぜぇ」な作品だからなんでしょうなあ。原作読み返さなきゃ(してなかったのかヨ!)

僕らはみんな河合荘
早々に終わっちゃいましたー。
なんというか、すごく普通に面白い作品でした。
ということは、あんまり書くことがない。
前にも書きましたけど、漫画を読んでいるときに読み手が認識する作品内の時間経過というものに思いをはせさせられることが、最終回にもやはりありましたね。
かたちを変えた「めぞん一刻」ですけど、今のひとらにはトシがいっこ上くらいの方がのめりこめるってことなんでしょうかも。

弱くても勝てます
「ピンポン」同様、前回で堂学との試合は終わってたので、最終回はエピローグ回でした。
半分くらいの時間をニノの演説が占めてたんで、ちょっとなー、でした。
だからこの作品の場合、ドラマは半分にして残りの時間はキャストとスタッフのトークでも良かったんじゃないの、って思いました。そういうつくりのドラマがあってもいいんじゃないかな。
30分拡大! とか2時間スペシャル! とか言われるととたんに観る気をなくす私にとっては、一度も延長枠を取らなかったこの作品にはちょっとドラを乗せます。
それにしてもあんな練習で1回でも試合に勝てちゃうのかい、って思いましたけど、でも原作は開成高校の実話をもとにしたドキュメンタリー? 実話ベースのフィクション?? なのであながちうそばっかりでもなんだろうなと思うけど、でもやっぱりテレビドラマになった時点でオトギバナシにはなってるところは大きいんだろうなと(原作を読む予定はないのでこれは永遠の謎です)。
しかしこの作品も、「努力は報われる」みたいな教訓が含まれているわけではなく、東大に受かる頭脳を持ってればスポーツでもある程度まではいける、というだけの話だったかなと(短距離走とかは無理だろうけど)。じゃなきゃモノの見方を変えてみる、って方ですかね、教えというのがあるんだとしたら。
次回、有村嬢主演作の制作を楽しみにしています。

ということでさらっと感想でした。

ではまた!te