榮倉奈々も出てきたので今期出揃いました | heliumvoice-表

榮倉奈々も出てきたので今期出揃いました

前回のアップ以降にスタートしたのはドラマが2本ですね。


ドラゴン青年団
ヨーロッパ企画の上田誠が脚本ということなので期待をこめて見ました。なんでそんなに期待してるのかといっても「サマータイムマシン・ブルース」と「四畳半神話大系」くらいしか知らないので、なんでなんでしょうなあ。おっと、こないだの「家族八景」もか。んで、ドラマですけど、東京にドラゴンが現れて、地方都市の若者が八犬伝的紋章によってドラゴン退治の使命を持ってることがわかって(「リアベの実」っちゅーかね苦笑、っていう、まあ言っちゃうと似たようなはなしをひゃっかいほど聞いたことある的な仕立てでございまして、初回の状況説明のルーティンは無難に終わりましたので、今後の展開に期待、ということです。なにせどこに着地するのかもよくわかんないですから、まだ。
キャスティングでは蓮佛さんが相変わらずよいですね。主役、関ジャニ∞なんだ! 華のない……、いやいや。
当面、見続けますが、本来「剣と魔法」は好きでないので、どんだけくすぐりを入れてきてくれるか、楽しみにしています。「いやいやいやいやいやいや…」という世界観は好きなので。「ないないそんなの」………「あったーっ!」っていう「間」ですね。


黒の女教師
前に視聴予定を書いた時に、榮倉奈々が昼の(白い)顔も夜の(黒い)顔も変わんねー、って書いたんですが、ドラマを見てその理由がわかりました。榮倉奈々は昼も夜も冷徹で無表情な教師役だったからでした。昼は生徒のことを心底愛している心優しい教師が、悪を見るや凶暴に豹変して胸のすく活劇を見せる(でも報酬を要求する)、などという陳腐な設定ではなく、昼間から怖い先生が夜も怖いまま、という斬新な設定なのでした。3人組で解決に当たるんですけど、残る2人が小林聡美と市川実日子だから脚本が木皿泉かと思いましたよ。
榮倉奈々は実はそういう無表情が結構似合ってるってのはめっけものなんですけど、キャスティングについては文句を一言。同クールで同じ役者が同じような役をするってどうなんですか、という話。木村文乃のこと。ここでは熱血というか一途な新任教師の役で、榮倉奈々と対立するレギュラー出演のようです。彼女、「浪花少年探偵団」でも多部未華子と同し学校で彼女と対立する教師役なんですよね。ま、局も違うし、両方見る酔狂なやつぁいねーだろう、っていうことなのかもしれませんが。まま、そもそもテレビ制作において同じ役者を同クールに使うことがタブー視されらることかどうかも知りゃしませんけど、そしてもちろん稼げる時に稼いでほしいわけでそれを邪魔するつもりはないですけど、なんか、役者界ってそんなに層が薄いのか?っとも思うことです。
ドラマ自体は、いたって盛り上がらない展開で、「ワルイヒト」を懲らしめるシークエンスがとろいとろい。決め台詞が「オロカモノメ」ってあんた「デロリンマン」かいな。といいつつ2回目も見てみようかな、と思っております。


では以下は2回目、3回目でなんか書くことがあるものだけ。

リッチマン、プアウーマンですけど、わたくし、ドラマの中で「ほら、興味わくでしょ?」風に提示される「謎」というやつに全く反応しなくて話の展開上めんどくさいだけの要素だと思ってるんですけど(たとえば「リーガル・ハイ」の堺・生瀬の過去の確執)、このドラマでも小栗旬の母親がどーだってことには全く興味がわかない。過去のことをいろいろ言ってもしゃーないからだ。そんな私のためにこのドラマはもうひとつの謎を用意してくれていて、すなわちなぜ石原さとみは小栗の母の名を名乗ったかという、いたって現在進行形っぽい謎(まあ展開するうちに過去のしがらみの話になっちゃうかもしんないけど)でございまして、そういう気遣いが嬉しいなあと思う次第なんです。

菓は一転して文化祭のネタが面白くてしかたない。なんでかっていうともう2回やってるけど、まだ「気になる」謎が起きてないからだ苦笑

だから僕は、Hができない。はうかつに2回目を見てしまったら結構面白い気がしたのでもうちょっと見てみようかな。2回目はカット(黒い三角定規)が少なかった分見ていやすかったのだ。設定はまさしくぼんくらの夢だもんねえ。

ボーイズ・オン・ザ・ランは、悪くないんだけど、もうちょっと寸止めにできないかなって思ってます。たとえばヒトの披露宴でさ……、いくらなんでもリアリティのかけらもなくって見てる方は醒めざるをえない。サトエリとのシークエンスとか面白いのにね。え、両方同じ?

サマーレスキューですけど、尾野真千子、怒り過ぎ! 怒ってるか文句言ってるか悪態ついてるか! 一昔前だとこの役回りは柴咲コウがやってたんだろうなーって思った。


という感じでございますです。

しっかしもうこどもら夏休みだって。
うらやましーっすねー。

ほんじゃte