宮西計三 個展
会期中にアップしようと思ってたんですが、もう終わっちゃいました、すいません。
6月25日から30日にかけて、銀座のヴァニラ画廊で宮西計三の個展が開催されておりました。
先日、人形作家の清水真理個展のことをアップした際に予告していたやつです。
仕事を抜け出して行ってしまったことは内緒です。
入口のところ。
ちっさいビルですけど、ギャラリーが集まってますね。
で、今回は写真を撮ってきました。
これが問題のエレベータです!
ドアが開くと……
ほらっ! この奥行き!! 狭っ!!!
一歩入って(って一歩しか入れないんですけど)、左を見ると(右はすぐ壁なので)、こんな感じです。
このエレベータで内田真礼さんと乗り合わせちゃったりしちゃったらどーしよー
o(>.< )o o( >.<)oキャー!!!
ということはおそらく100万年通い続けても起きないだろうヴァニラ画廊なわけです.
こっから先は宮西さんラブなことを書き連ねようかと思ったんですけど、作品集(というか漫画の短編集)はほぼ絶版だし、描いているテーマもそうそう普遍的なものでもないので、さらっとだけにしときます。
ちなみに私が行った日は宮西さんはいらっしゃらず、上でリンクした先のブログで紹介されている舞踏家の薔薇絵さんらしき方がいらっしゃいました。少しお話しできて嬉しかったです。
私としてはあえて「エロ漫画家」と呼びたいんですが、宮西計三はいわゆる、いえ、全然いわゆってたりしないんですけど、「ヌけないエロ漫画」というのが商業誌に載る時代があったんですが、それの代表選手です。ひさうちみちおと並んで。でも宮西計三は「ガロ」ではなかったと思いますけども。
氏の漫画にストーリーはあってないようなもので、日常でもエスエフでもなく、「耽美」とかそういう世界、まあ今だとBLは近いのかもと思いますが、そんな世界を描いていて、漫画全体というよりも絵として異常なまでの描き込みをしていまして、資質としては1枚絵を描く方だと思うんですけど、そこをあえてコマものの漫画という制約の中で表現されているのが氏の漫画の魅力だと思います。
作品はググっていただければと思いますが、DMに使われている絵を再掲しますね。
一番上に個展のタイトルが書いてあるんですけど、読めますかね?
もしかしてこんなことくらいで消されるのイヤなので書いてないんですけどね。
この絵の中にはソレが何本もだまし絵にして描かれてますし、対する女性の持ち物もありますね。
でも氏の真骨頂はこういう線画的なものではなく、点描の絵にあります。
男女、いずれもその質感が見事に描き出されていて、肌ざわりが目から感知されるような錯覚に陥ります。
今回の個展は20点ばかり並んでいたのですがなんと全部新作とのこと。
2012年なんて時代にあって、ちまちまとまた男女の部分を描き込んでらっしゃる。
まだ創作意欲が沸き立ってる!
いやーもう、よっぽど好きなんだな、と。
そりゃ「主義」を名乗りたくなるわな、と。
会場には非売品ですけど、氏の単行本が「読んでいいよ」とずらり並べられておりまして、その中に私が唯一持ってない「笑みぬ花」があったので、むんずと鷲掴みにして会場から連れ去ろうかという邪念が一瞬脳を走ったのですが、あのがっこんがっこんエレベータでは逃げ切れぬこと請け合いなので断念しました。
えー、とりとめないですね。
ということで、絵の制作にも、音楽活動にもすごく意欲的なんだそうです。
どこかで名前を見かけたら、ぜひ一度お運びくださいまし。
では次回、いずこかで
6月25日から30日にかけて、銀座のヴァニラ画廊で宮西計三の個展が開催されておりました。
先日、人形作家の清水真理個展のことをアップした際に予告していたやつです。
仕事を抜け出して行ってしまったことは内緒です。
入口のところ。
ちっさいビルですけど、ギャラリーが集まってますね。
で、今回は写真を撮ってきました。
これが問題のエレベータです!
ドアが開くと……
ほらっ! この奥行き!! 狭っ!!!
一歩入って(って一歩しか入れないんですけど)、左を見ると(右はすぐ壁なので)、こんな感じです。
このエレベータで内田真礼さんと乗り合わせちゃったりしちゃったらどーしよー
o(>.< )o o( >.<)oキャー!!!
ということはおそらく100万年通い続けても起きないだろうヴァニラ画廊なわけです.
こっから先は宮西さんラブなことを書き連ねようかと思ったんですけど、作品集(というか漫画の短編集)はほぼ絶版だし、描いているテーマもそうそう普遍的なものでもないので、さらっとだけにしときます。
ちなみに私が行った日は宮西さんはいらっしゃらず、上でリンクした先のブログで紹介されている舞踏家の薔薇絵さんらしき方がいらっしゃいました。少しお話しできて嬉しかったです。
私としてはあえて「エロ漫画家」と呼びたいんですが、宮西計三はいわゆる、いえ、全然いわゆってたりしないんですけど、「ヌけないエロ漫画」というのが商業誌に載る時代があったんですが、それの代表選手です。ひさうちみちおと並んで。でも宮西計三は「ガロ」ではなかったと思いますけども。
氏の漫画にストーリーはあってないようなもので、日常でもエスエフでもなく、「耽美」とかそういう世界、まあ今だとBLは近いのかもと思いますが、そんな世界を描いていて、漫画全体というよりも絵として異常なまでの描き込みをしていまして、資質としては1枚絵を描く方だと思うんですけど、そこをあえてコマものの漫画という制約の中で表現されているのが氏の漫画の魅力だと思います。
作品はググっていただければと思いますが、DMに使われている絵を再掲しますね。
一番上に個展のタイトルが書いてあるんですけど、読めますかね?
もしかしてこんなことくらいで消されるのイヤなので書いてないんですけどね。
この絵の中にはソレが何本もだまし絵にして描かれてますし、対する女性の持ち物もありますね。
でも氏の真骨頂はこういう線画的なものではなく、点描の絵にあります。
男女、いずれもその質感が見事に描き出されていて、肌ざわりが目から感知されるような錯覚に陥ります。
今回の個展は20点ばかり並んでいたのですがなんと全部新作とのこと。
2012年なんて時代にあって、ちまちまとまた男女の部分を描き込んでらっしゃる。
まだ創作意欲が沸き立ってる!
いやーもう、よっぽど好きなんだな、と。
そりゃ「主義」を名乗りたくなるわな、と。
会場には非売品ですけど、氏の単行本が「読んでいいよ」とずらり並べられておりまして、その中に私が唯一持ってない「笑みぬ花」があったので、むんずと鷲掴みにして会場から連れ去ろうかという邪念が一瞬脳を走ったのですが、あのがっこんがっこんエレベータでは逃げ切れぬこと請け合いなので断念しました。
えー、とりとめないですね。
ということで、絵の制作にも、音楽活動にもすごく意欲的なんだそうです。
どこかで名前を見かけたら、ぜひ一度お運びくださいまし。
では次回、いずこかで