前回は、
自然性の適用
リラクセーションについて、
そして、そのための幸せな生理を作り出す「ホメオストレッチ」についてお伝えしました。



私も過緊張タイプなのでわかるのですが、

無意識に奥歯を噛み締めているような状態で

「リラックスしてください」

とどんなにさわかな声で言われても


「……」


「肩の力を抜いて、呼吸を楽にして」


「……」


もちろん心がけることはできます。

でも、できないのです。



大切なのは、

奥歯を噛み締めない身体の状態にすること




例えば、うつとは、
ストレスに耐えきれなかったことによる心身反応のひとつです。

脳の機能が、適応の限界を超えてしまったことが直接の原因


言い換えれば、


脳の疲労が「うつの正体」と言えます。

その他の症状についてもそうですが、
では、

脳疲労

はどうやって解消すればよいでしょうか?



【がんばるだけではうまくいかない】


よく耳にするのは、
「がんばることをやめましょう」
とか「気持ちを楽に」とかですよね。


でも、頑張っている人にとって、

がんばることをやめることすら、

がんばらないといけない


という状態になっていたりするのです。


その状態をひっくるめて、
脳疲労を解消していく。


先にも触れたように、
奥歯を噛み締めない体の状態にして、


体の緊張を解いて、

ゆるんで初めて、前向きな考え方ができる


【余地】がうまれる


のです。


この余地、スペースが生まれて
また違った景色が見えることが
本当に大切だなぁと、
日頃、ケアをさせていただいて思いますし、
その方にふっと生まれた「余地」を感じ取れると心からよかったなぁと、自身もまたゆるめるのです。


これについては、
家族の入院中の実体験に詳しいので、
よければ下記に飛んでみてください。



身体からアプローチして、心を癒す


これが、リラクセーションの方法である
ホメオストレッチ(筋肉応用覚醒伸展法)の原理なのです。


少し具体的に言えば、
抗重力筋に適度な刺激を与えることによって、脳をリラックスさせる動きです。


私は、ホメオストレッチのことを

寝てるだけ瞑想


と呼んでいますが、


毎日の生活がストレスだらけの人にも、短い時間でリラクセーション状態を取り戻すことができる画期的な方法なのです。



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前回、
バランスセラピーとは、


自然性から学ぶ
自然性を伝える


自己成長
そのものである
とお伝えしました。


そして、

自然は、
「極端でなく、偏らず、ありのまま」

の存在であることも。


つまり、自然は無作為。
作為はないけど、変化があります。

この変化こそが、自然の本質


ゆらぎ


というものですね。


リラクセーションについて

人間は安定を求め、
そして、

安定以上の安心を求めます。



さらに、幸福体験を求め、限りない欲求のエネルギーを放出し続けています。


この欲求は、
人間社会を発展させるにはいいのですが、


自然な営みをしている身体にとっては、かなり不都合なもの。


では、人の生活に自然をどう写しとればよいのでしょうか。


さきほど触れた、

ゆらぎ

というもの


たしかに絶え間ない変化は、
人の生活を苦しめるものでもあります。


波乱万丈!

などとも言いますね。


しかし、変化に振り回されるのではなく、真ん中に置くことにより、
この変化が、人の自然性を再活性させることにもなりうるのです。


環境の変化に右往左往しつつも、
成長、進化を遂げている私たち人類でもあります。


人間にとっての自然性。
それは、宇宙の一部である身体にあります。


その感じを、時々観て細胞が呼応する動画↓

URL: youtu.be



バランスセラピーは、
自然性を、
身体を司り、心の根源である

脳幹の働き

そのものに見ます。

この脳幹を再活性させることができるリラクセーション状態を大切にしています。

幸せな生理をつくる【ホメオストレッチ】という技術



脳幹を再活性させることができる
リラクセーション状態では、
上記のように

幸せな生理


を生み出しますが、

それは、現実をあるがままに観て受け入れるという

満足する心


につながっています。


ストレスにより緊張し、疲労してしまっている脳幹に対して、幸せな生理を作り出し再活性化することで、


大脳新皮質の暴走と、
それによって生じている大脳辺縁系との葛藤を解消。


たたかわず、
なにひとつ克服せずして、
こころのあり方までゆるめたり、
現実変容に向かうことに
出会った当時、
気の持ちよう!とバリバリの突破型であった私は本当に驚いたものです。


つづく


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バランスセラピーをひとことで語るのはちょっと難しい。

そのまま
バランス療法
だと思われがちだけど、そうではない。

バランスセラピーは造語で、

バランス=自然性


セラピー=神の近くにあって神の意志を伝える役割を持つ天使セラピム

から引用。

神=自然
自然の意志を伝える

つまり、
バランスセラピーとは

自然性から学ぶ
自然性を伝える


ということ。

また、バランスは
「中庸」という言葉にも通じており、
英語では、この中庸を

Happy Mean

と訳しています。


極端でなく
偏らず
ありのまま


の自然観・人間観を求めたものが
バランスセラピー学です。

これまでの科学や哲学は、あくまでも
心主体従の理論です。

つまり、人間の知性や理性を頼りにしているわけです。

だから、カウンセリングといえば、
誰かに話を聴いてもらう(傾聴)こと、
または、
自分の話を誰かにする(アサーション)ことになっていました。

もし、
心を心でコントロールできるなら、
心の問題でそんなに悩みはしない。
悩むにしても、どこか安心して悩めるはずですね…。

心身一如


心とは、
身体全体を含む働きの中にあります。

心と身体を分離した方法では、
本能的な反応である
ストレスの具体的な対策にはならない。

心は身体であり、身体は心である


本来ひとつであるはずの連続性や相互関係を知ることが必要です。


バランスセラピー学は、

無理なストレスや疲労によって、
気分や行動が
認知のあり方(ものの考え方や受け取り方)の影響を受けることから、

ホメオストレッチ

というボディケア(脳ケア)で、
疲労やストレスの改善を行うとともに、認知の偏りを修正し、
本来の自然な状態を回復させる
ことを体系化した

自己成長モデル

です。

はい、言うなれば
生涯学習なのですね。

つづく

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#ホメオスタシス

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