今後の幸せな新婚生活を送る上で、
重要な準備だと思っています。
一方で、
50年、間違えたら60年も一緒に過ごす、
長年ともに暮らす夫婦というものは、
単純に利益になるかならないかでは、
判断できないものがあると信じています。
50年もあれば、
良い時もあれば、
悪い時もあるでしょう。
以前の恋愛関係では、
お互いに有益な関係にしていきたい、
という気持ちがとても大きくて、
お互いに高め合う関係でいる事が、
カップルとして当たり前だと思っていました。
でもそういう関係はとても疲れます。
人間だから、
時間的にも体力的にも、
限界が存在しています。
いつも常時お互いを、
高め合える関係で居続けることは、
とても困難です。
上を目指せばキリがありません。
どこかで思い切って諦めてみてください。
私に相応しいのは、
これくらいの、
緩さと暖かさを持った関係なのだ、
と決めるだけで、
気分がだいぶ楽になります。
ダメンズを好きになる時と、
似てしまいますが、
良い意味で自分に見切りをつけると、
等身大の幸せが手に入ってきます。
彼は打ち出の小槌や、
ATMではありません。
彼の優柔不断な優しさ故に、
困っている事、
手伝わないといけないものが、
現にあります。
それでも「私は彼とともにいる」と、
先に決めてしまうのです。