こんにちは。
株式会社ペイフォワードについて、今回はブリーダーの2回目になります。
この件、怒りで暴走するかもしれませんがご容赦ください。
先ず、今回の記事は主に2つの文献によります。
一つは
この講座で猫の遺伝性疾患について学びました。
そして、純血種がその時の権力者により、都合よく規定されていることを学んだのがこの本
になります。
先ず、猫の純血種の遺伝性疾患ですが、記載するときりがありません。
スコティッシュの耳垂れは遺伝性疾患で骨瘤になるリスクがあることはよく知られていますが、
その他では死産率 色々なところで数値が出ていますが数%です。
しかしながらペルシャの死産率は22.1% 異常です。
又、マンチカンもマンチカンとマンチカンを交配させると死産の率が高く、国際猫協会(TICA)
ではマンチカンとマンチカンの交配は禁止しています。
ネットでペルシャのブリーダーの投稿があります。
死産が当たり前で良いのでしょうか?
その他にも詳しいことは割愛しますが、
・ピルビン酸キナーゼ欠損症 :アビシニアン、ソマリ、シンガプーラ、ノルウェージャンフォレスト、ベンガル等
・多発性嚢胞腎 :エキゾチック、ヒマラヤン、アメリカンショートヘアー、スコティッシュフォールド等
・肥大性心筋症 :メインクーン、ラグドール等
・潜在精巣 :アメリカンショートヘアー、スコティッシュホールド等
・巨大食道症 :シャム等
・横隔膜ヘルニア :ペルシャ、ヒマラヤン、メインクーン等
・若年性白内障 :ペルシャ、ヒマラヤン、バーマン、シャム等
以上主な遺伝性疾患を記載しました。
そして、トップブリーダーが大切にしている純血種のスタンダード、つまり、見た目や性格の規定、は
実は歴史的に権威のある限られた人達で決められてきました。
最初はイギリスの貴族、その次はアメリカの権威
耳の形、尻尾の形、性格等。
その、スタンダードを体現したのがチャンピョン猫。そのチャンピョン猫を作るために近親交配を繰り返し、血を濃くして遺伝性疾患を作りだしています。
耳の垂れた猫が生まれた時に、この耳垂れを種にしようと頑張ってスコティッシュという種を作るわけです。
スタンダードを作り、守っていくことに権威と名誉があるわけです。お金もあるでしょう。
その種のしっぽの形、耳の形、柄でこの子がほかの子よりも優れていると誰かが決めて、誰かが守って
そして犠牲になる猫がいます。
これって優生学ではないのでしょうか?
第二次世界大戦で私たちは優生学の誤りを学んだのではないのでしょうか?
ペットにはいまだに優生学を適応するブリーダーに異を唱えます。
その問題にも株式会社ペイフォワードは取り組みます。
・・・今回はかなり尖りました。
次回はオークションについて記載しますね。