【食べることは生きること】
こんにちは。
栄養士が教える
40代からの
マインド変革ダイエット主催
石原恵子(ヘジャさん)です。
久しぶりのブログ更新です。
実は先日まで
「大人の新婚旅行」と称して
南米10日間の旅へ行って来ました。
結婚したのがコロナ初期だったので
コロナが落ち着くのを待って
ようやく遠出することができました。
夫も私も海外旅行の経験はあるものの
二人共初の南米です。
10日間と言うと一見長旅ですが、
南米に10日間は正直、弾丸旅行でした。
10日間の旅なのに、
ホテル泊が5回って!?
10日間の移動距離はなんと、5万キロ越え。
多い日は一日に飛行機を3回乗り継いで移動です。
そして、標高は3400メートルのクスコ、
2800メートルのマチュピチュと
横の移動も縦の移動もダイナミックでした。
街中が世界文化遺産のクスコ
標高3400メートルの高地です。
で、
10日間の旅行で私は体重を
1,2キロ減らして帰ってきました。
夫はかなりやんちゃに食べまくり、0,8キロ増ですが
帰国3日で元の体重に戻しました。
この南米旅行では自分なりに考えることがたくさんあったので
ここでシェアしたいと思います。
旅の振り返りと共にお付き合いください。
この10日間の旅行で感じたのは、
ちょっと大げさかもしれませんが
◆人生を充実させるためのポイント◆
です。
私達のツアーは諸事情により日本から3人プラス添乗員さんの
合計4人と言う少人数で出発。
年齢は全員が50代でした。
行き先はブラジルとアルゼンチンのイグアスの滝、
ペルーのクスコとマチュピチュ遺跡
ペルーの首都リマから240キロ離れた
ナスカの地上絵という内容です。
ツアーは少人数ですが、要所要所の観光地では
他の日本人ツアーの方々とお会いします。
よくお見かけしたツアーの平均年齢は
ざっくり70代半ば。
あとから伺った話では
最高齢は86歳!!
他にも80代の方が何人かいらっしゃいました。
添乗員の方がヘルパーさんに見えてきました^^;
そしてなんと、
ツアー参加者のおひとり(60代)が
イグアスの滝で脳梗塞で入院。
マチュピチュのふもとの村で
体力が無くなり
お留守番がお二人。
せっかく近くまで行ったのに
なんともったいない・・・
過去にも若いカップルの女性が
マチュピチュの中で
「これ以上もう歩けない!!!」
と座り込んでしまったことがあるのだそうです。
そもそも、南米は遠い。
日本から乗り換えも含めると
羽田から30時間以上かかります。
空港まで遠い方はほぼ2日がかりになるでしょう。
行く場所にもよりますが、
マチュピチュに行こうとするとクスコ経由になります。
クスコの標高は3400メートル、
マチュピチュは2400メートルです。
空気が薄い!!!
そして、マチュピチュ遺跡観光は
手すりの無い石の階段を約3時間上り下り。
健康で体力が無いとたどり着けません。
まるで絵葉書のような絶景。
ここまで来るのに手すりの無い
石の階段を登り続けます。
この絶景は
健康で体力が無いと
拝めないのです。
また、マチュピチュへの道はクスコから
でこぼこ道をバスで2時間走った駅から
登山鉄道で約2時間。
その間、登山鉄道の中では
向かいに座った外国人とおしゃべりが始まります。
外国語力はあるに越したことはありませんが、
それ以上に大切なのは
コミュニケーション力です。
私は中学英語程度しかできませんが、
自己紹介や旅の目的やどんな仕事をしているのか?
今までの旅の話などを話題にする程度ならどうにかできます。
語学力が拙くても、分かり合いたい意欲があれば
単語を並べるだけでもどうにか会話は成立します。
「私は他人とのコミュニケーションは
求めていないから関係ない」
と言う考え方もアリではありますが、
2時間向かい合わせで無言って
結構辛いですよ。
旅を楽しむためには
健康・体力・コミュニケーション力は
必須三大アイテム
であることを確信しました。
ナスカの地上絵を見に行くのに12人乗りの
小型セスナで観光しました。
私達は3人のツアーですから、
他の団体と乗り合いです。
なんと、ご一緒したのは韓国からの観光客でした。
私が韓国語で話しかけたらたいそう驚き、
会話が盛り上がる盛り上がる。
最後は全員で記念写真まで撮っちゃいました。
石原は今の仕事をする前は
韓国語の講師と通訳をしていたので
韓国語でのコミュニケーションは問題ありません。
私達にとっても楽しい時間でしたが、
韓国人の皆さんにとっても楽しんでいただけたようで、
自分が一歩踏み出して交流すると
旅の楽しさは何倍にもなることを実感しました。
また、旅の途中でガイドさんが気を利かせて
私達が新婚旅行だという事をレストランに伝えてくれて
素敵なデザートプレートをサービスしていただいたりもしました。
そうです。
私は旅の途中で
デザートのケーキなども
しっかり楽しみつつ
1.2キロ減量して帰ってきたのです。
これは旅程の移動があまりにも過酷で、
お腹いっぱいになるまで食べてしまうと
乗り物の中でリバースしてしまう恐れがありました
美味しいものは味わうのですが、
常に腹6~7分目に留めて、気持ち悪くならないように
全部食べるもの、半分食べるもの、味見だけに留めるものを
自分の中で明確に分けていました。
そもそも、消化吸収と言うのは
想像以上に胃腸に負担がかかります。
移動で疲れている身体にさらに胃腸まで負担をかけると
疲れが取れにくく体調が悪くなります。
自分の中で常に身体の調子を確認しながら
胃腸に負担がかからないように気を付けていたので
帰国してからの体調も絶好調です。
海外旅行だけが人生のお楽しみではありませんが、
どんなことでも
やりたいことを
やりたいタイミングでやるには
健康・体力・コミュニケーション力は
必須です。
自分ひとりだけで楽しむ趣味もあるかもしれません。
しかし、
私達人間は社会の中で
他人と関わりながら生きています。
対人関係に苦手意識があると
外に出るのもおっくうになります。
私はダイエット指導の一環の中に
◆対人関係の改善◆
を入れています。
ダイエットに対人関係が
関係あるのかと思いますか?
大いに関係があります。
第一に
対人関係がうまくいっていないと
ストレスが溜まります。
ストレスが溜まるとイライラして
食べ過ぎてしまう人は多いです。
ストレスを暴飲暴食で解消しようとするパターンがある人は
対人関係の改善無しに食欲のコントロールは難しいですね。
第二に
家族や友人と食事をする際、
相手がダイエットの妨げになるような
食べ物を食べようと誘うことがあります。
その時に
相手との関係を壊すことなく
サラリと自分のリクエストを
伝えられるかどうか?
嫌われたくないからと
我慢して太りやすいものを食べると
自己嫌悪からのストレス食べも
誘発しやすくなります。
第三には
頂き物のお菓子などをダイエット中だからと断っても
相手が何度も勧めてくることがあります。
何度も勧められると断り切れずに食べて
常に過食状態が慢性化するとダイエットは夢のまた夢。
これも「断るのが苦手」と言う方に
よくあるパターンですね。
クライアントの皆さんからは
職場や家庭の悩みも聞いて
サポートしてもらえるのが有り難い。
とフィードバックを頂いています。
人間関係の悩みが少なくなると
精神的に安定します。
心穏やかになるからこそ、落ち着いて
食事や生活の改善に集中できる。
安定的に行動を継続するから
得たい成果にもつながります。
70代・80代の方がお元気で人生を謳歌されるのは
見ていて気持ちがいいです。
自分も人生後半を
自分の足で歩き、行きたいところへ行き
やりたいことができる人生にしたいです。
その年代になると
人生を謳歌している方と
介護一直線の方と
二極化は進んでいるようです。
どちらの未来へ行くのか?
自分で選べるんですよね。
人生を楽しむだけでなく、
健康で体力があり、
コミュニケーション能力が高い方は
総じてお金を稼ぐ力もあります。
なぜなら、
運・チャンス・お金は
他人が運んでくるからです。
不健康で体力が無く
コミュニケーションが弱い人で
お金持ちの人の話は聞いたことがありません。
人生後半を物心共に豊かに暮らせる方を増やしたい!
仕事から離れて旅に出たつもりが旅の最中
仕事に直結する場面が多くて出張したような気持ちです(笑)
次にいつ遠出できるか分かりませんが、
健康・体力・コミュニケーション力を磨いて
私自身も人生を謳歌して、
ひとりでも多くな方の人生をより豊かにするお手伝いに
精を出したいと思います。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
【編集後記】
食事は予想以上に美味しくて、
特にペルー料理があんなに美味しいとは!
特に美味しかったのはこの二つです。
①海辺で食べたパエリアのような米料理
シーフードたっぷりで美味しかった!
②クスコで食べた鶏むね肉とピラフ
お肉はしっとり柔らか、ソースも美味。
そしてピラフの美味しさが秀逸!!!
名物のアスパラガスとアーモンドのピラフ。
肉、魚、野菜、チーズ、芋、米、デザートと
食べたいものは全て食べましたが、
帰って来て体重を測ったら予想以上に減っていてびっくりです。