オーベルジュ土佐山 | 平蔵

平蔵

食べる事(特に讃岐うどん)、お酒を飲む事、犬(チワワ)、巨人、長嶋茂雄さん好きな普通の中年です。政治や経済、
株式に興味があります。
気ままに、不定期に自分の思った事を書いたものです。

オーベルジュ土佐山 

高知県高知市土佐山東川661

いつの日にかまた泊まりたい宿です。

全部美味しく食べれました。

 

 

2022.12

【朝食】

 一夜明けて朝になりました。此処には温泉があります。

相方は風呂(大浴場)&温泉好きなので朝から温泉へ行きました。

温泉に行く前に相方が土佐山の恵みBLEND TEAを淹れてくれました。

ブレンド内容は、三年番茶、ゆず皮、しょうが、レモングラスで、寝起きに初めての味でした。

ヴィラ棟の部屋には大きめなベランダがありました。

そこでのんびりと朝コーヒーを飲もうと思っていましたが、

温泉から戻ってきた相方が急かすので急いで用意をしてホテル棟にあるダイニングへ

朝食を食べに行きました。ベランダからも観えますが東川に架かる橋を渡り

向かうホテル棟までの道中は流石12月とも思える寒さでした。



 朝食は、縞鰺、ちくわ、ベーコンエッグ、和え物、佃煮、漬物、豆腐、とろろ、サラダ、

ご飯、味噌汁、果物、食後にコーヒーでした。

縞鰺、ちくわ、ベーコンエッグは自分で手を入れて食べるようになっていました。

 

用意された七厘で縞鰺とちくわを焼き、ベーコンエッグは陶板鍋で焼いて食べました。

 

焼きたての縞鰺は焼いた香りがいい感じで塩気も良くご飯がすすむ君になりました。

ベーコンエッグの卵は土佐ジロー卵なんだと思います。

焼く際に溶かしたバターが美味しい風味を出していました。

4枡皿の品々も美味しく食べれました。特に鰹の佃煮が美味しかったです。

 

豆腐は相方も私も今一でした。どうなんだろう?どうして食べようか?と話し、

土佐清水発だしが良くでる宗田節醤油をかけて食べました。

 

とろろは舌触りが良くご飯にかけて美味しく食べました。薬味に山葵と刻み海苔がありました。

 

サラダはキャベスラを中心とした数種のサラダでドレッシングが美味しい味でした。

味噌汁も美味しく、果物のメロンは甘かったです。

  



 相方は朝食を食べ終わると再度温泉へ行きました。食後直ぐに入るのは

良くないのではと言いましたが、「家に温泉はないでしょっ!」と返されて、

それに返す言葉が見当たらなく私は一人で橋を渡り来た道を部屋へ向かい帰りました。

相方が温泉に入っている間に荷物の片付けなどをしてベランダでコーヒーを飲みました。

心が落ち着くような気持になれて良かったのですがそれも束の間で、

温泉から帰って着た相方により慌ただしい雰囲気に一変しました。

当初の予定では此処に泊まる予定ではありませんでした。

ゴルフ場の予約の関係で此処になったのですが、結果的に此処に泊まることが出来て

良かったと思います。いつの日にかまた泊まりたい宿です。



ーPCでしか見れませんがまとめです。-
旅と趣味 平蔵:オーベルジュ土佐山

 

 

【夕食】

 高知ゴルフ倶楽部でゴルフをしてオーベルジュ土佐山へ移動し温泉に入りました。

温泉に入り一休みをしました。オーベルジュ土佐山の客室はホテル棟とヴィラ棟があって、

私達はヴィラ棟にある客室に泊まりました。部屋には広めのベランダがあって

そこから観える景色に自然を感じました。旅先で好きな時間の一つがこの時間で、

宿泊先に到着して温泉に入ったり少しの休憩をして過ごす夕食までの時間です。

その時間を過ごして橋を渡りホテル棟へ夕食を食べに行きました。



 夕食は『土佐山 流転 会席』と称する会席料理で、食前酵素、冷野菜、前菜、おすすめ一品、

替鉢、油物、お口直し、土佐山キュイジーヌ、止椀、御食事、香物、甘味でした。

先ずは生ビールで乾杯をしました。その後の酒類の流れは相方が生ビール⇒

スパークリングワイン⇒白ワイン⇒赤ワインで、私は、生ビール⇒日本酒⇒

土佐山柚子ハイボール⇒白ワイン⇒赤ワインを呑みました。

会席は食前酵素から始まりました。食前酵素は野菜ジュースで、

夕づみ菜っ葉を使ったジュースだとのことでした。食前に酵素を摂取すると身体に良いと

言われています。スムージーに似たような舌触りの野菜ジュースでした。

冷野菜は野菜と果物、生ハムのサラダでした。家では使わない種類の野菜が入っていると

満足度が上がります。前菜は5品で、つぶ貝旨煮、縞鰺味噌焼き、草峰庵なめらか雪花菜五目、つるむらさきお浸し、干し柿紫蘇チーズでした。相方は干し柿紫蘇チーズが一番美味しいと

言っていました。私は全部美味しく思いましたが順位をつけるのであれば

1位と2位は縞鰺味噌焼き、草峰庵なめらか雪花菜五目です。

おすすめ一品は黒潮おどる太平洋高知県産鰹のタタキ土佐山ゆずぽん酢山葵でした。

高知県と言えば鰹のタタキが有名料理の一番として頭に浮かびます。

厚めに切られた鰹のタタキで土佐山ゆずぽん酢山葵が美味しく馴染んでいました。

替鉢はフォアグラ薯養蒸し銀餡かけ忍び生姜でした。相方はフォアグラが苦手ですが

薯養蒸しだったので食べれました。出汁の味が美味しく、フォアグラの風味も感じる

美味しい一品でした。油物は海老の東寺揚げ紫蘇の香り野菜天ぷら盛り合わせでした。

相方は海老が好物の一つなので海老から食べていました。私は野菜天ぷらから食べました。

日頃食べる機会が少ない紫芋が美味しい甘さでした。海老の東寺揚げは紫蘇の香りが良く

湯葉がさくッとしていて美味しかったです。

お口直しは土佐山の香りすがすがハーブティーで、すがすがの名称が合う

清々しさを感じるハーブティーでした。

メイン料理は土佐山キュイジーヌ土佐黒毛和牛の青菜包みハンブルグデミグラスソース

旬の野菜と共にでした。土佐山の新しい料理…キュイジーヌとあったので

フランス料理系かと思いましたがハンブルグの文字もある。

どのような料理なのか楽しみにしていると、フラワーリースのような盛りつけの料理でした。

青葉に包まれたハンブルグステーキはやや粗目に感じる挽肉の食感でデミグラスソースを

馴染ませて美味しく食べました。

止椀、御食事、香物は一度に配膳されました。止椀はビノス貝の清汁仕立てゆずの香りで、

御食事はたまご掛けごはん、香物は3種の漬物でした。ビノス貝の清汁仕立てを見た時に

蛤の潮汁かと思いましたが違いました。ビノス貝はこの時まで見たことも聞いたこともなく、

相方も私も初めて食べました。清汁仕立ては美味しい味で、初めて食べたビノス貝も

美味しかったです。たまご掛けご飯の卵は土佐ジローの卵です。

土佐ジロー卵は今年4月、高知県四万十市にある四万十の宿に泊まった時に

朝食で食べたことがあります。用意されていた醤油は特製宗田節醤油で、

宗田節も4月に幡多郡黒潮町にあるひなたや食堂で食べてその美味しさに驚き、

道の駅ビオスおおがた物産館で宗田節を買って帰ったことがありました。

その宗田節を使い一番出汁を塩と醤油で味付けて清汁にしたことがありましたが

相方は「薄い」と一言でした。私はそれなりに満足をしたことがあったなぁなどと

思いながら目の前のたまご掛けごはんとビノス貝の清汁仕立てを味わいました。

土佐ジロー卵は旅先での高揚感もあると思いますが今回も美味しいなぁと思いました。

香物も美味しかったです。らっきょうが良いアクセントになりました。

甘味は7品から選べて相方は池川町の煎茶アイスを選び、私は土佐ジロー卵のプリンを

選びました。煎茶アイスはさっぱりとしていて美味しいと相方は言っていました。

土佐ジロー卵のプリンは焼きカラメルかブルーベリーソースかを選べたので

焼きカラメルを選びました。濃厚なプリンで美味しかったです。

満足な夕食で全部美味しく食べれました。

 残念ながらオーベルジュにBARはありますが営業はしていません。

なので部屋で寝酒を呑みました。私達はいろいろと話しをします。

今回は夕食の料理のことや昼間のゴルフのことなどを話しました。

部屋にはTVも時計も無く、そのコンセプトに従い良い時間を過ごすことが出来ました。

 

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