宮城県は塩釜市立病院にて、尿管結石により七転八倒で苦しんでいた10月4日の衆議院本会議。正午より
常任委員長の選挙
情報監視審査会委員辞任の件
情報監視審査会委員の選任
特別委員会設置の件
を決定し、午後二時より石破茂首相による所信表明演説するということになった。
まずは上記四つの議案について。
【常任委員長の選挙】
法務・経済産業・安全保障・予算の委員長が欠員となっているので常任委員長の選挙を行うこととなり、井野俊郎議員からの動議により、額賀福志郎議長によって選任することを決定。
額賀議長は、
●熊田 裕通 法務委員長 (自民)
●浜地 雅一 経済産業委員長 (公明)
●若宮 健嗣 安全保障委員長 (自民)
●伊藤 達也 予算委員長 (自民)
を決定。熊田委員長は筆頭理事からの昇格。浜地委員長は委員からの昇格。若宮委員長は筆頭理事からの昇格。伊藤委員長は委員からの昇格。
と言っても、9日には衆議院を解散する予定なのでわずか六日間のみの委員長ということになる。
【情報監視審査会委員辞任の件】
情報審査会の岩屋毅委員が、石破内閣で外務大臣として入閣することから委員を辞任したいとの申し出がありこれを全会一致で許可。
情報審査会の委員の後任には、鷲尾英一郎議員とすることについて起立採決をとり、賛成多数で選任を決定。
鷲尾氏は民主党から民進党、そして無所属を経て自民党に入党した経緯から、裏切り者扱いをする立憲や国民から反対を受けるかと思いきや、賛成していたようであった。
【特別委員会設置の件】
委員35人からなる災害対策特別委員会、
委員40人からなる政治改革に関する特別委員会、
委員40人からなる東日本大震災復興特別委員会、
の3特別委員会について賛成多数で設置を決定。
委員25人からなる沖縄及び北方問題に関する特別委員会、
委員25人からなる北朝鮮による拉致問題に関する特別委員会、
委員35人からなる消費者問題に関する特別委員会、
委員35人からなる原子力問題調査特別委員会、
委員35人からなる地域活性化・こども政策・デジタル形成に関する特別委員会、
の5特別委員会について賛成多数で設置を決定。
以上の8特別委員会の委員については追って指名するとのこと。
これらの委員を指名しても、やはり10月9日の衆議院解散によって全員クビになる予定。