●マイクロファイナンス ●クラウドファンディング
は交換様式Dになりうるか?
【慎泰俊】社名は二宮尊徳の教え 世の不条理をビジネスで ...
によれば、
途上国の所得の低い人たちに少額のお金を融資するマイクロファイナンスが行われている。
インドとスリランカ、ミャンマー、カンボジアの4カ国で事業展開し、73万人以上の顧客に金融サービスを届けている。
1.ここでは、「返せない人には貸さない」という方式がとられており、これまでの銀行などの金融機関とはどう違うのか
2.お金のない国には最初からお金がない。そこで文明の発達した国が例えば100万円を途上国に貸す。借りたお金は返さなくてはならないが、もともとその途上国にはお金がなかったわけで、100万円を返すには、100万円分を国内で作らなくてはならない。そのためにはさらなる借金をするか借金のための貨幣や国債の発行をすることになる。
こうして奴隷と化した途上国が、植民地時代から苦しめられてきた。これは貨幣の根本的な問題である。このことについてマイクロファイナンス、クラウドファンディングなどは解決策になっておらず、これは従来の交換様式Cであり、それを是正する国家としての交換様式Bがある。
【問題点】
●金融機関の行う融資の少額バージョンではないのか
●そもそもお金のない国や地域にお金を融資しても、その利子分を返さねばならなくなったり、もともとお金のない国がどうやって増やして返すのか
という問題がある。