●森山浩行 委員（立憲）
・国家公務員の長時間労働の実態について、人事院に伺いたい。
・民間企業に対しては「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」が公表されているが、国家公務員に対しても同様の取組を進めているのか。
・業務量に見合った国家公務員の定員配置が行われていないと考えるが、政府の見解を伺いたい。
●阿部知子 理事（立憲）
・人事院における災害補償業務について平成 20 年５月より開始された改善点に関し、人事院に伺いたい。
・公務災害の認定のため、脳・心臓疾患を死因とする人数に関し経年的な推移を把握するべきと考えるが、自衛隊では保存期間１年間の行政文書として期間後に廃棄している。関係文書の適切な取扱いについて、人事院と防衛省で意見交換をする必要があるのではないか。
・学校法人加計学園の国家戦略特区における獣医学部新設に関する議論に当たり、将来的に獣医師が不足するとした試算が提出されているが、その妥当性はどこで検証されたのか。
●柿沢未途 委員（希望）
・人事院勧告後の平均給与が、国税庁の民間給与実態統計調査に基づく平均給与より 1.6 倍も高い金額となっていることについて人事院の見解を伺いたい。
・行政職俸給表（一）において、各級間での金額の重なりが大きいことを解消すべきとの考えに対する人事院の見解を伺いたい。
・人事院勧告制度の見直しを進めていくべきとの考えに対する政府の見解を伺いたい。
●中川正春 委員（無会）
・公務員のワークライフバランスについて、総合的にどのように理解しているのか、また、将来の施策としてどのようにまとめようとしているのか、梶山国務大臣の見解を伺いたい。
・公務員の精神疾患の発症率が民間に比べ高いこと及び超過勤務時間が民間と比べ長いことを考えると、しっかりと焦点を当てて問題を解決する必要があると考えるが、人事院の見解を伺いたい。
・公務員の超過勤務時間の長さ及び精神疾患の発症率の高さの解決に向け、梶山国務大臣がどのような施策を考えているのか伺いたい。
●玉城デニー 委員（自由）
・公務員の月例給引上げの基準となった、民間給与についてどのような景況が影響していると考えているのか人事院の説明を伺いたい。
・官民の賃金格差について、中央と地方とではどのような配分の見直しを行うのか、人事院の見解を伺いたい。
・公務員の非常勤職員の給与について、同一労働同一賃金の観点から具体的にどのような見直しを行うべきか、人事院の見解を伺いたい。
●塩川鉄也 委員（共産）
・2014 年から 2017 年までの間の顧問及び参与等を除いた国家公務員の非常勤職員数について政府に伺いたい。
・「国家公務員の非常勤職員の給与に係る当面の取扱いについて」（人事管理運営協議会幹事会申合せ）を踏まえ、公務員の非常勤職員の実態を把握し、処遇改善の実施状況
を公表すべきと考えるが、梶山国務大臣の見解を伺いたい。
・人事院の平成 27 年の年次報告書には、「従来常勤職員が担っていた業務を非常勤職員が代替して恒常的に担っている実態が仮にある場合、それらの業務には常勤職員を任用することが適当である」とあり、これは、非常勤職員の公務の職場における役割の重要性を示すものであると考えるが、人事院の見解を伺いたい。
以上は公務員の給与体系や処遇の話であって、国民経済生活には直接関係ありません。