第190国会で成立した法律についての賛否。すべて成立しているので「案」ではなく法律になっています。採決は全て衆議院での採決。会派名はその当時の名称。意見あればコメントにどうぞ。
【内閣提出法案】
189-42 刑事訴訟法の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨 自民、民主、維新、次世代、生活
反対 共産、社民
▼賛成の理由 以下の修正案が可決したため
●証拠収集で検察官が合意するにあたっては犯罪との関連性の程度を明記すること。
●証拠収集での合意協議について、政府案は協議を被告人または弁護人としているが、常時弁護士を介入させること。
●通信傍受について、通信される当事者に不服申し立て、記録の許可請求ができることとすること。
●暗号技術による通信傍受をした場合は国会に報告すること。
●三年後に検討を加えて改正すること。
189-57 総合法律支援法の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
大規模災害の被災者は一律に無料相談とするため。資力に乏しい者が法テラスで援助されるため。ストーカー被害援助が新設されるため。
189-67 社会福祉法等の一部を改正する法律
賛成 自民、民進、公明、お維、生活
反対 大坂佳巨、共産、社民
▼反対の理由
社会福祉法人の内部留保が溜まるのは減価する通貨を使用していないから。
189-70 確定拠出年金法等の一部を改正する法律
賛成 自民、民進、公明、お維、生活
反対 大坂佳巨、共産、社民
▼反対の理由
年金通帳制度が導入されていないから。減価する通貨での年金制度になっていないから。
190-01 地方交付税法の一部を改正する法律
賛成 自民、民維ク、公明、お維、改結、生活、社民
反対 大坂佳巨、共産
▼反対の理由
当初予算に盛り込むべき。減価する地域通貨での交付金になっていないから。
190-02 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律
賛成 自民、民維ク、公明、共産、生活、社民
反対 大坂佳巨、お維、改結
▼反対の理由
民間人が苦しんでいるときに公務員の給与を上げるべきではないから。人事院勧告は参考に聞くものであってすべて従う必要はないから。
190-03 特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律
賛成 自民、民維ク、公明、共産、生活、社民
反対 大坂佳巨、共産、お維、改結、生活
▼反対の理由
民間人が苦しんでいるときに公務員の給与を上げるべきではないから。人事院勧告は一般職に向けられたものであって特別職には関係がないから。
190-04 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律
賛成 自民、民維ク、公明、共産、生活、社民
反対 大坂佳巨、お維、改結
▼反対の理由
民間人が苦しんでいるときに公務員の給与を上げるべきではないから。人事院勧告は一般職に向けられたものであって裁判官には関係がないから。
190-05 検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律
賛成 自民、民維ク、公明、共産、生活、社民
反対 大坂佳巨、お維、改結
▼反対の理由
民間人が苦しんでいるときに公務員の給与を上げるべきではないから。人事院勧告は一般職に向けられたものであって検察官には関係がないから。
190-06 防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、自民、民維ク、公明、共産、生活、社民
反対 お維、改結
▼賛成の理由
自衛官は国を守るために自らの生命を犠牲にすることを宣誓しており、他の公務員とは一線を画す業務をなしているから。
190-07 東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法及び財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、自民、公明、お維
反対 民維ク、共産、改結、生活、社民
▼賛成の理由
東日本大震災のための財政出動は必要であり、財政赤字の増加は国を苦しめるものではないから。
190-08 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
期限が来たための事務的な法案。いちいち聞くな。
190-09 雇用保険法等の一部を改正する法律
賛成 全会派
反対 大坂佳巨
▼反対の理由
消費税を上げるためのアリバイ作りと思われるから。
190-10 戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法及び戦没者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
受給者は高齢化してきているので、五年ごとに二回交付する必要があるから。ただし、国債はマイナス利子がついていくことを踏まえて、毎月の支給にすることが得策だと考え、毎月にする修正を求める。
190-11 サイバーセキュリティ基本法及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律
賛成 自民、民進、公明、お維、生活
反対 大坂佳巨、共産、社民
▼反対の理由
審議時には賛成したが、さらにもう一度見わたしたところ、国家の強制力がやや強いように感じられたため。
190-12 裁判所職員定員法の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、自民、民進、公明、お維、生活、社民
反対 共産
▼賛成の理由
判事を増やして職員を減らすことは効率的な裁判所運営になるから。
190-13 踏切道改良促進法等の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
踏切での歩行者の安全のため
190-14 流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、自民、民進、公明、お維、生活、社民
反対 共産
▼賛成の理由
運送業界は協力してことにあたったほうが効率良いため
190-15 地域再生法の一部を改正する法律
賛成 自民、公明、お維、改結
反対 大坂佳巨、民維ク、共産、生活、社民
▼反対の理由
国による地方への分配には変わりないため、本当の地方創生にはならないと考える。
190-16 所得税法等の一部を改正する法律
賛成 自民、公明
反対 大坂佳巨、民維ク、共産、お維、改結、生活、社民
▼反対の理由
軽減税率が猥雑であり、低所得者に負担をかけることから。
190-17 原子力発電における使用済燃料の再処理等のための積立金の積立て及び管理に関する法律の一部を改正する法律
賛成 自民、民進、公明、お維
反対 大坂佳巨、共産、生活、社民
▼反対の理由
高速増殖炉もんじゅは民間に委託すべきではなく、失敗として廃炉にすべきだから。
190-18 都市再生特別措置法等の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、自民、民進、公明、お維、生活
反対 共産、社民
▼賛成の理由
危機管理として重要な非常用電気等供給施設協定制度の創設があるから。大規模な地震が発生した際、滞在者等の安全の確保を図るために必要な非常用電気等供給施設の整備計画を作成することができるから。
190-19 港湾法の一部を改正する法律
賛成 自民、民進、公明、お維、生活、社民
反対 大坂佳巨、共産
▼反対の理由
外航クルーズ船の勧誘促進については、貨幣の対外依存度を高めるだけなので反対。
190-20 子ども・子育て支援法の一部を改正する法律
賛成 自民、民進、公明、お維、生活
反対 大坂佳巨、共産、社民
▼反対の理由
保育と介護は地域に密着した社会・経済活動である。どうせやるならば、国は地方に対して保育と介護の人件費アップ分の歳出をし、その財源は赤字国債で賄い、それをマイナス利子で発行するというのが望ましい。発行された財源はその地方公共団体の原資として、他の市町村に流さない地域通貨方式をとることにより、その自治体内で流通が激しくなる。
190-21 地方税法等の一部を改正する法律
賛成 自民、公明、お維、改結
反対 大坂佳巨、民維ク、共産、生活、社民
▼反対の理由
地方税については、その地方で発行される減価する地域通貨を対象とすべきだから。
190-23 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律
賛成 自民、民維ク、公明、共産、改結、生活、社民
反対 大坂佳巨、お維
▼反対の理由
外務公務員も公務員であるから給与を上げるべきときではないから。
190-24 関税定率法等の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
平成28年３月31日に適用期限の到来する暫定税率（431品目）並びに特別緊急関税制度及び牛肉・豚肉に係る関税の緊急措置（牛肉の発動基準数量の算定基礎の特例を含む。）について延長するから。
190-25 株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、自民、民進、公明、お維
反対 共産、生活、社民
▼賛成の理由
国内の自給自足国家を作るためには、グローバル経済社会が極限にまで開いていく必要があるから。
190-26 児童扶養手当法の一部を改正する法律
賛成 全会派
反対 大坂佳巨
▼反対の理由
児童扶養手当を値上げしてばらまいてもそれは流通サイクルに乗らないから。地域に限定した減価する通貨として自治体から発行すべき。
190-27 特定Ｂ型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
集団予防接種などというのは、不要なものをやらせており、自然免疫力の低下を招く。医師会の利権の巣となっているこの方式については反対するものの、すでにこの注射器でＢ型肝炎ウイルスに感染した者等に対する給付金については賛成する。
190-28 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律
賛成 自民、民進、公明、お維、生活
反対 大坂佳巨、共産、社民
▼反対の理由
いろいろとうまくいかないのは、現行のプラス利子の貨幣システムであると、破壊的な化石燃料や原子力のほうが効率はいいというところにある。この法律を改正するところにポイントがあるのではなく、時間とともに減り続ける資本においてこそ再生可能エネルギー社会は実現される。
190-29 独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律案
賛成 自民、民維ク、公明、お維、改結、生活、社民
反対 大坂佳巨、共産
▼反対の理由
今回の改正は、環境省で行うと毎年の予算編成で国会の議決を経ないと実行できないため、独法の機構に落としてしまおうというものであるから。
190-30 国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律及び公職選挙法の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、自民、民維ク、公明、お維、改結、生活、社民
反対 共産
▼賛成の理由
投票所について、駅やショッピングモールなどで可能にする。今まで曖昧だった規定であったが、投票所に子どもを連れて行ってもいいことと明確化されたため。
190-31 独立行政法人日本スポーツ振興センター法及びスポーツ振興投票の実施等に関する法律の一部を改正する法律
賛成 自民、民維ク、公明、お維、改結、生活
反対 大坂佳巨、共産、社民
▼反対の理由
スポーツ振興くじの政府の取り分アップは東京五輪の財源ねん出のためだが、そもそも東京五輪をやる必要なしの観点から。
190-32 特定国立研究開発法人による研究開発等の促進に関する特別措置法
賛成 大坂佳巨、自民、民進、公明、お維、生活
反対 共産、社民
▼賛成の理由
小保方問題で法案が先送りされて可愛そうだから。物質・材料研究機構、理化学研究所、産業技術総合研究所を統合して科学技術の進展を望むから。
190-33 人事訴訟法等の一部を改正する法律案
▼衆議院で継続審査中
190-34 宅地建物取引業法の一部を改正する法律
賛成 全会派
反対 大坂佳巨
▼反対の理由
最近は、既存建物は個人間で売買されることが多く、一般消費者である売主に広く情報提供や瑕疵担保の責任を負わせることは困難であることから、不動産取引のプロである宅建業者が、専門家による建物状況調査の活用を促すことで、売主・買主が安心して取引ができる市場環境を整備するとのことだが、不動産売買に携わるもの、特に売主になる以上は宅建資格がなくても学ぶべきであるし、他の産業分野ではそのようなことも多い。市場経済に口を挟むべきでない。
190-35 国立大学法人法の一部を改正する法律
賛成 自民、民進、公明、お維、生活
反対 大坂佳巨、共産、社民
▼反対の理由
研究成果の活用促進のための出資対象範囲の拡大が含まれており、国立大学でありながら外資に徐々に買収される可能性があるため。
190-36 漁業経営に関する補償制度の改善のための漁船損害等補償法及び漁業災害補償法の一部を改正する等の法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
このままでは漁業で意欲ある担い手がメリットを享受できないので、改正案では、漁業依存度の低い者を除く全員が加入すれば高率補助を可能とすることで、漁業を主たる生活基盤とする漁業者へのメリットを保障することとしたから。
190-37 海上交通安全法等の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
平時における安全性の向上、航路標識法改正については賛成
190-38 国立研究開発法人情報通信研究機構法及び特定通信・放送開発事業実施円滑化法の一部を改正する等の法律
賛成 大坂佳巨、自民、民進、公明、お維、生活、社民
反対 共産
▼賛成の理由
行政機関に対する不正アクセスの件数は最近急増しているから対策が必要。
190-39 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律
賛成 自民、民進、公明、お維
反対 大坂佳巨、共産、生活、社民
▼反対の理由
障害者は65歳を過ぎたら介護保険優先原則となるところについての改正がないから
190-40 ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
ＰＣＢ廃棄物処理が早急に必要であるから。
190-43 情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、自民、民進、公明、お維
反対 共産、生活、社民
▼賛成の理由
仮想通貨の定義、仮想通貨への取り決めが必要だから。
190-44 特定商取引に関する法律の一部を改正する法律
190-45 消費者契約法の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
訪問販売、勧誘行為のトラブルが多いため取り締まりが必要だから。
190-46 中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
中小企業・小規模事業者等による経営力向上のため
190-48 行政機関等の保有する個人情報の適正かつ効果的な活用による新たな産業の創出並びに活力ある経済社会及び豊かな国民生活の実現に資するための関係法律の整備に関する法律
賛成 大坂佳巨、自民、民進、公明、お維
反対 共産、生活、社民
▼賛成の理由
雇用創出のため、民間事業者の活性化のため
190-49 民法の一部を改正する法律
賛成 自民、民進、公明、お維、共産、生活、社民
反対 大坂佳巨
▼反対の理由
女性の再婚禁止期間は廃止すべきものだから
190-50 森林法の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、自民、民進、公明、お維、生活、社民
反対 共産
▼賛成の理由
林業活性化のため。森林組合連合会が自ら森林経営を行えるようになるから。
190-51 地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、自民、公明、お維
反対 民進、共産、生活、社民
▼賛成の理由
ＬＥＤ照明、省エネ家電、カーシェアリングの拡大のため。
190-52 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律
賛成 大坂佳巨、自民、民進、公明、お維、生活、社民
反対 共産
▼賛成の理由
地方への権限移譲が含まれているから
190-53 国家戦略特別区域法の一部を改正する法律
賛成 自民、公明、お維
反対 大坂佳巨、民進、共産、生活、社民
▼反対の理由
パートタイマーへの被用者保険の拡大、産前産後の保険料の免除、マクロ経済スライドによる年金額改定、積立年金運用の見直しなどが盛り込まれているが、根本的解決にはなっていない。
190-55 児童福祉法等の一部を改正する法律
賛成 大坂佳巨、全会派
反対 なし
▼賛成の理由
児童虐待が増加しているため