参加は自民、公明、国民

   先の都知事選に立候補した安芸高田市長だった石丸伸二候補が、「居眠りをしている、一般質問をしない。議会軽視の最たる例です。恥を知れ、恥を」と述べたそうです。私も内心は全く同感です、口に出して言えませんが。かつて文章に書きました。

   質問者も答弁者も原稿の棒読みで、面白くもない。ましてや、お昼ご飯を食べてお腹が一杯になれば眠くなるのは当然です。私も眠くなることがありますが、しかし、一度も眠ったことはありません。食事の量を減らしたり、濃いお茶やコーヒーを飲んでカフェインの力を借りてでも、辛抱すべきです。発言者に失礼だし、第一みっともない。選良すなわち県政を託するに値する人として選ばれたことに一応なっているのですから。

 

   昨年の12月議会で議員の期末手当増額条例については、反対討論をしました。その理由の一つとして、「議員にとって主戦場である本会議で質問や討論をしない者もいる。」と言ったところ、「くだらない質問はしない」という野次が聞こえました。確かにいい質問をするのは難しいことです。ヤジをとばした議員と同じ会派の人もくだらない質問をしているということなのでしょうか。ぜひ立派な質問を聞かせてほしいものです。その上、一昨年フジテレビで放映され、自民党の議長からも注意されたのに議場で居眠りしている者も多い。議場の最後列に座っているとよく見えるのです。

 

 それにしても残念なのは、立憲民主党の議員がやっと海外視察に参加しなくなったのに、代わりに公明党が参加し始めたことです。公明党は貧しい大衆の味方ではなったのでしょうか。大衆すなわち県民の大多数が、私が政務活動費を使って行った世論調査で、この時は視察先はイギリスだったのですが、8割が必要ないと答えています。公明党には自民党の牽制役を期待していたのに、同じ穴の狢(むじな)になったのでしょうか。

 そして、日本維新の会を含む千葉新政策議員団も参加しないのに国民民主党が参加している。裕福な大企業労組の支援を受けている国民民主党は、中小企業や貧しい労働者の味方ではないということでしょうか。

 

 「今金自分病」に罹った政治家が多すぎます。自民党の裏金事件を起こした国会議員員だけでなく、有権者はよく見極めて投票をしていただきたい。