2024年7月14日(日) 千葉市生涯学習センターホールにて
第35回「平和を願うコンサート」
命を守ろう! 〜 STOP WAR 〜
を開催いたしました。
世界各地で、いまだに解決できない紛争や戦争で多くの生命が奪われています。
子供たちの未来が奪われています。
目を覆いたくなるこの現状を、すぐにでも止めなくては!
今回のテーマには、そんな思いが込められています。
第一部
今年は、新会員がお二人加わり、よりバラエティーに富んだ音楽をお楽しみいただきました。
吉田勝彦さんは、自作曲をギター弾き語りで披露されました。優しく明るい歌声と、その詩に感銘を受けられた方がたくさんいらっしゃいました。
唄と三味線の千藤幸花さんは、今年から会員としての出演です。一緒に口ずさまれているお客様がたくさんいらっしゃったようで、更なる盛り上がりを見せました。
(プログラム 表紙・第一部)
第二部 絵本と音楽で伝えたい平和
浜田桂子 作
日・中・韓 平和絵本
「へいわって どんなこと?」
〜きっとね、へいわって こんなこと〜
(発行:株式会社 童心社)
日常の小さな行動や考え方が平和に繋がっているのだと、短く簡潔な言葉で伝えてくれます。
(プログラム 第二部・絵本表紙)
絵本「へいわって どんなこと?」は、第33回コンサートの再演です。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2022年。
コロナ感染症の脅威がまだ収まらない中、いつもの七夕の時期にコンサートを開催することは難しいと考えました。
ですが、連日流れてくる戦争報道の悲惨さに「今このメッセージを届けなければ」という思いで、いつもより二ヶ月ほど遅い9月にコンサートを開催いたしました。
その様子は、以下のブログ記事もご参照ください。
第33回「平和を願うコンサート」報告 「へいわって どんなこと?」
2024年現在、戦火は収まるどころか他の地域へも飛び火しています。
より多くの方へ、もう一度このメッセージを届けようと、今回の再演を決めました。
読み語りと映像と音楽でお届けしました。
今回の読み語りは、長年この会の活動に携わっていらっしゃるフリーナレーターの中里雅子さん。
絵本の”ことば”をしっかり届けて下さいました。
エンディングの「故郷」は、久しぶりに会場の皆様と声を合わせて歌いました。
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今年のコンサートはお陰様で大入り、200名以上のお客様にご来場いただきました。
終演後、多くの方から声をかけていただきました。たくさんの方に応援・支えられていることを改めて感じております。感謝を申し上げます。
今年はアンケートも復活。皆様からたくさんの感想やご意見を頂戴いたしました。
細かくメモをとっていらっしゃる方もいらして、とても集中して聴いて下さったことを感じました。
コンサートを開けるのも、平和あってこそ。これからも音楽を通して、平和について皆様と一緒に考え、その大切さを伝えてゆきたいと思います。
来年もご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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★ユニセフ募金のご報告
戦地の子供たちへ、少しでも力になれたらとロビーに募金箱を設置しました。
集まりました9,881円に、会から端数を足して10,000円とし、ユニセフに送金いたしました。
皆様のご協力に感謝いたします。
文責:酒井真理子