熊本地震 オールジャパンで力を合わせよう | heiwa789のブログ

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5月のゴールデンウイークを利用し熊本県に行ってきた
熊本市や益城町の町並みを車で見てきたが、特に益城町はすさまじい被害だった
軒並み沢山の家屋が無惨につぶれてしまっていた
益城町の総合体育館に水は復旧しているとのことだったので、お米を5Kを2袋差し入れしながら立ち寄った
丁度お昼時で、外でパンとバナナが配られていた 体育館の中も一部地震の影響で入れなかったり、表の駐車場のアスファルトが波打って盛り上がってそのまま固まっていた
「脚が痛い」と一人の女性が両脚をさすっていた 私も一緒にさすった 動かないので脚が痛いと話す 長引く避難の長期化で(エコノミー症候群で入院が必要とされる方も45人) 体操をしたり、散歩をしたり体を動かして、エコノミー症候群の予防も今後も大切
だと思います
他の自治体の職員の方やボランティアさんも沢山入っていて、障害があったりして、とりにいけない方には運んでいた
お風呂はと尋ねると午後自衛隊の方が支援してくれているとのこと 炊き出し等の支援もしていただいている
ここの避難所には1400人位の方が生活している 車中泊をしている方も大分減ったが、100人位はいらっしゃるとのこと
一人の年配の女性が「家がぺちゃんこになって、住む家が欲しい」と話してくれた
又他の方が、ここは物があるけど、無い所もある 水も復旧していない所もあるとのこと
地元に戻ってから熊本県のボランティアセンターに確認した所、今はお店に品物が出てきている 希望者は義援金等で送るのがいいとのこと 

熊本地震 県内の被災状況 (5月2日熊本日々新聞)
死亡      49人
震災関連死   17人
行方不明     1人
負傷者    1,565人
建物被害   住宅45669棟
避難     避難所 391ヶ所
避難者    20,002人
水道     断水 約9700世帯

病院や社会福祉施設も半数損傷した
病院7  高齢者施設では10施設400人が他施設への移動を余儀なくされている
介護職員も130人不足し、全国からの応援を求めている

小中高についても、大型連休明けの再開を目指しているが、熊本地震で被災したり、避難所になったりして見通しが立っていない所もある スクールカンセラーを増員して、被災者や子供たちの心のケアーをしていくとのこと

国も県も人命救助や食量支援・電気やガス・水道や道路や鉄道などの交通網の復旧等に力を注いできた 今後は学校や病院・施設などや仮設住宅の建設等の復興等を進めていく
朝日新聞の熊本県知事へのインタビューの中で、県外に広域避難すべきとの意見もあり、例えば和歌山県で「1千人単位でホテル・旅館を用意します」と言ってくださった なかなかみなさんはこれまで住んでいた土地を離れたくない 避難所にいても家を毎日見に行く人もいます 短期間であっても他県まで行きたいという方は、多くはないと思いますとのことだが、そうやって国や他の自治体の方々が皆で心に掛けて気遣ってくれている

大型連休中は沢山のボランティアさんも入っている 余震が続いていたり、大雨で2次災害の恐れがありで中止になることもあるが、それぞれ社会福祉協議会等の現地の指示に従い 出来ることを応援しよう
現地にいけない方は、義援金を送ってもいいし、熊本県の応援イベントなどで、熊本県産の食品等を購入してもいい
これからも、熊本の皆様に心を寄せ、オールジャパンで熊本を応援していこう


今回の熊本地震を踏まえて感じたことや今後の課題
○災害対応で国や県・市町村との連携は、国の現地対策本部と県の災害対策本部を合同で開催することで、意思疎通を図っている
○耐震基準の見直し(今回震度6強とマグニチュウド7.3の地震が2回きている)
地震大国 日本 災害被害予防や軽減のために
学校や病院・施設・避難所や一般の住宅の耐震基準の見直しや耐震強化を行なう
○ 避難計画 平時に避難計画を国・県・市町村で、住民主体のボトムアップとトップダウンの両方の技法を使いながら作成していく
避難場所や避難経路の安全性の確認 支援が必要な方を、誰がどうやって避難させるか具体化していく
住民に近い所での災害時の食料の備蓄(5日分位)インフラが復旧するまでの間


地震・原発複合災害の予防や対策
今回の度重なる熊本の大地震を受け、九州の鹿児島県の川内原発や愛媛県の伊方原発の安全性がとりざたされている 「川内原発停止して」と沢山の要望や署名が寄せられている
原子力委員会の田中委員長 「安全だとは申し上げません」と言っている
安全だと言えないのであれば、安全が確認できるまで原発を停止していただきたい
停止できない理由があるのであれば、きちんと情報提供を住民や国民に対して行ない、
きちんとした対策をとって頂きたい 
又、原子力委員会のメンバー全員と原発技術者・県・国の原子力に関わる皆様に、益城町に来ていただいて、今回の地震被害の実態を見て頂きたい  最初の震度6強の地震に耐えても、その後来たマグニチュード7.3の本震で崩壊している 
実際に見て調査して頂き、その上で、どうすべきか 検討していただきたい?  
今後も断層の動きが活発で地震が続くことが予想される
地震がおさまり安全が確認できるまで原発を停止するのか
今後どういった耐震基準や安全基準や安全設備が必要なのか等
万が一「地震で原発事故が起きました 想定外でした」では済まされない 福島第1原発を経験し、国民皆が、原発は危険な物であることを認識している 
原子力に関わる方は、住民や国民の命と健康を守るため、覚悟を持って臨んで頂きたい

地震・原発複合災害の避難計画については、普段から広域的な避難計画を策定し適宜非難訓練を実施し、万が一事故が起きた時は、国や都道府県は電力会社と迅速に情報共有し的確な判断の元、迅速な避難をおこなっていく
地震で道路や鉄道が遮断されている場合も想定できる、国・都道府県・市町村・自治会・企業や民間の組織の力や消防や警察・自衛隊や海上保安庁の力も借りて、オールジャパンで、誰もとり残さないように支援を行っていく