クラス会があり、その時に予約した居酒屋はもう何年もバイトをしていた店でした。

 

その時に、ある女友達が

 

「なんかあの店の料理全部イマイチだったね」

 

と何の気なしに3次会のラーメン屋でつぶやきました。

 

 

そうだったのはしょうがないにせよ、はっきりとそう言われて驚きました。

 

 

以前も、二人でいた時にクレープを食べようとなり、二人で店を選び、食べながら

 

「なんか、イマイチだね」

 

と、言われました。

 

なんか、私のせいかな・・・

 

 

 

今まで、そんなことを言われたことがなかったのだと思います。

 

私も、友人と何かを食べるときに

「美味しくない」

「まずい」

「イマイチ」

という感想は述べない・・・気がします。(たとえイマイチだったとしても)

 

美味しいものを食べることは。私の人生の半分以上を占めていると思います。

 

 

そのせいか、ちょっとしたストレスを感じました。

 

 

その後すぐに、これは彼女の性格なんだと思いました。

 

 

女友達でよく思うのが、そこそこ仲のいい間柄でも、頻繁に合わない人と会った時に

 

「今度ゆっくり、ご飯でも行こうニコニコ

 

という、社交辞令的あいさつ。そこそこの仲だから仕方がないのかもしれないのですが。

 

 

これも、私は言わない。

 

一緒に行けないとわかっている人にはそんな嘘は言えない。

 

『また会いましょう』は会える人にしか言わない気がします。

 

もちろん、「そうだね」とは答えておきますが・・・

 

 

 

女という生き物は理解に苦しむときがあります。

 

 

 

数年前の芥川賞をとった小説に、「人間に寄せて生きている」女性が主人公の話がありました。

あの小説は賛否が分かれていました。全く共感できないという人と、すごく共感できるという人。

 

私はすごく共感できました。普通の大人を目指して生きている気がします。

 

介護の仕事を続けてこられたのも、この考えのもとです。

 

死ぬほど空気を読んで、怒らせないように、怒られないように。

嫌われないように、だからといって好かれすぎないように。

 

バカ過ぎても、完璧過ぎてもダメ。

 



 

人間として生きるのは・・・・・・とても大変。。。

 



 

それをやめるのは・・・・・もっと大変。



東北も梅雨があけました。