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参加中連絡 すいません、ペタ返し遅れあます
すいません、現時刻から本日深夜0時まで、ネットにつなぐことができないため、ペタ返しが遅れてしまいます。
本当に申し訳わけありません。
あす以降は滞りなくペタをお返しできますのでよろしくお願いします。
第二章 多重存在 単純なるは真実 ―小説
「ふむ・・・ドッペルゲンガ―ですか。」
「ああ、そう言うことなら、あの辺りが異界になっててもおかしくないだろう?
で、北大阪で異界になったところとかねぇのか?」
「う~ん、僕は関西担当者ですけど。そう言ったのはありませんよ。
今のところ。
関西圏で本当の意味で異界になったのは今さっき消去してきた京都府C市くらいですね。」
「んじゃ、どうなんだい?魔法使いの仕業じゃないのか?」
「そうですね、話を聞く限りそもそもドッペルゲンガ―ではないのではないですか?」
「だったら、なんだ?」
「いえ、主観ですから。しかし、魔法が関わっているかも定かではありませんし。そもそもあなたが、・・・」
「俺が、なんだって?」
「いえ、まぁ、確かに魔法使いと言うのもあながち間違いではないかもしれません。それより他の情報はないんですか?」
「ああ、え~と、五歳児のお前にこんなこと聞くのはお門違いかもしれないけどさ、Seed株式会社って知ってるか?」
「ええ」
ヤバい、五歳児に負けた。
「有名なのか?」
「無名ですね。ですが、ここ最近の『世界の安定のために尽力なさっている』会社としては成長株です。」
「世界の安定?」
「ユダさんには関係のない話だと思いますよ。」
そりゃ、世界の安定なんぞ、全く興味はないが。
「どういった、組織だ?」
「知りません。」
即答だな。
「五歳児ですから。」
・・・・。
「どこまで本気だ?」
「いえ、本当ですよ。どういった組織かなんてことはそもそも興味がないんです。そこまでいうなら、場所をお教えしますが・・。行っても得することはないと思いますよ。」
なんだ?それ。
そこまで言いきって何が『知りません』だ。
逆に行きたくなるだろうが、この野郎。
いいから、教えろその場所を。
「では、代わりに僕にも教えてほしいことがあります。」
ん?
「あなたは、吉野巫女のマンションにどうやって侵入したのですか?」
あん?
んなもん決まってるだろう。
サイコメトリーだ。
そうか、漫画や、娯楽のなかのサイコメトリ―は『ダウンロード』only、かつ自分が他人に乗っ取られる事もない『お気楽』な設定してるからな。
実際、そんな甘い能力なわけないだろうが・・・考えが浅すぎる。
いいぜ。説明してやんよ。
―あの時―吉野巫女のマンションに潜入したときはこうだった。
サイコメトリ―を、日本語訳すると接触感応となる。
この訳には大した意味はないが、感応と言う言葉はなかなか的を得ている。
感応は仏教用語で、仏に働きかけ神仏と通じ深く感じ相交わる―となるが、この相交わるというのが最も重要だ。働きかける時には一方的ではあるが、一度通じてしまえば、共感がそこに発生する。
そこには、双方向性がある。
どこぞの誰かが、双方向性の利便性を語っていたが(無論吉野巫女)、サイコメトリ―においてもこれが結構重要になってくる。
サイコメトリー、物体から記憶や思いをダウンロードする。
双方向性。
サイコメトリー、それは同時に、物体へ記憶や思いをアップロードする。
俺と言う意思を、物にアップロードし、まるでウイルスの如く、それに触れたものを俺の意志に『感染させる』。
あの、吉野巫女のマンションで起こった一部始終で解説するならこうなる。
マンションの警官が俺の落とした帽子に気が付き手にした時点で、警官は、俺の意思を宿した帽子から、俺をダウンロードし、俺になった。
警官は二人組のため、一人だけ吉野巫女に会いに行けば必ずもう一方に怪しまれる。
そこで、俺となった警官は警備員室のおっさんに帽子を渡した。
この時点で、警官から警備員にバトンタッチ。警備員は俺になった。
まぁ、予定外だったのは警備員が二人いた事。
幸い密室だったのだ殺人が露呈するまで時間がかかる。よって、俺となった警備員は同僚をあっさりと殺し、そのまま、吉野巫女の部屋へ。
「まぁ、その警備員も『桃色血走り』に殺されちまったがな。ものすごくあっさり」
「蓋を開ければ、結構単純ですね。」
「五歳児よ。世の中には単純なことしかないんだぜ。それでも難しく見えるのは馬鹿が多いからだ。世の中のバカって奴らは簡単なことを難しく考える奴らのことを言うんだ。難しく考えていた方が頭がよさそうなので、頭のいい奴は実際そう言うポーズをとりたがるが、実際はもっと簡単に理解している。そう言ったポーズが世の中をより難しく見せているのかもしれないが・・・・。
だから、おまえもいきなり早熟になって難しい言葉ばっか使うなよ。単純にこそ真があるんだ。むしろ、難しく表現されてるものを単純にするくらいでいろ。
頭がいい奴の絶対条件は難しく書いてあることを簡単に翻訳できる奴のことだからな。だから、本当に頭のいい奴に、勉強を教えてもらうと単純明快な答えが返ってくる。覚えておくといいぜ。」
はぁ、勉強になります。と、五歳児。
まぁ、まんま瑠璃の受け売りなわけだが。
「それでは教えましょう。」