蒸れないブログ -251ページ目

日記 読みやすいかとおもって

読みやすいかと思って記事をメイン1つサイドバー一つこの形式にしたけど


そうでもないので今週末にに変更します。

目次 KuRU/KuRU 第二章 多重存在



KuRU/KuRU


第二章 多重存在


プロローグ

             


1st Field

                       


2nd Field

                             

             21  22  23  

Killing Field for my friend

                               


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第二章・・多重存在―掲載完了


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第二章 多重存在 お前は何もわかってない!―小説

「読まれ・・・てる・・?」

「いいや、見えてんだよ。お前の動きも、この先の未来もな。」

NGC2(国際超能力開発カリキュラム)・・・



視えてる?


未来・・・


ああ、そうか。

確かにいたよ、そういう胡散臭い奴らがあっちにも。



「おまえ、未来視・・・予知能力者か・・・」



ESPの一つ、高次元型未来予測感覚。

しかし、400年後の未来だと?

NGC2でも、そこまでの能力者はいなかったぜ。

せいぜい一年後くらいだ。

しかもその後衰弱死する上に、外れることも多い。


「さて、気づいたところで、諦めろよ。

いいだろ?どうせお前は死にたがりだ。

ずっと生きることが苦しいんだろう?

楽になろうぜ、兄弟。」


「お前さ・・・馴れ馴れしいよ。」


俺は、どくついた。


大丈夫だ、呼吸は戻った・・全然殺せる。


「わっかんねぇな。いや、本当に。

こんな処で、そんな風にあらがっても意味なんかねぇぜ。

未来が見える俺が言ってんだから、間違いねぇよ。


だいたい、ここを突破したところで、お前に幸せなんかねぇ。


お前は、他人の当然のような幸せを喰いすぎた。

死戯だから仕方ねぇとしても、

それ以上に『仲間を裏切る』ようなやつに、そんな資格はねぇよ。

だから、あからさまに名乗ってんだろうが、

ユダ、

ユダ、

ユダ。



俺は、裏切りものですって、さ。


いつも通りだよ。

ここでも、『あんな女』なんざ裏切っちまえ。

楽になろうぜ。

あの時みてえに蛆食って生きりゃ、

また死にたくなくなるかも・・・だろ?」



・・・・はは、違いねぇ。わかってんじゃねぇか。


俺は立ち上がる、口を切ったか、舌に鉄の味が乗る、

それを地面に吐き捨てた。


「おまえさぁ、テレパス能力もあるわけ?」

「ねぇよ。そんなもん必要ないって。

言ったろ?

俺はお前のことだったら何でも知ってる。」



ああ、認めてやるぜ。

その通りだ。

本当に何でも知ってるみてぇだな。

理屈はしらねぇが。


確かに、お前の言ってることは『俺のずっと思ってたこと』だよ。

生きるのが辛くて仕方がなかった。

たった一度だって自分に満足したことすらない。

ずっと渇いていたものを、他人の死で埋めても、

血がのどを通るたび、俺の渇きは、骨をも浸食した。

だから、大事なものを守れず、

裏切り、

俺は死戯という運命を受け入れた。


そういう過去だ。


価値なんてねぇ。


そんな事はお前に言われなくてもわかっている。


実際に、あの女を・・・『瑠璃』を、守る理由なんて言うのも・・ない。



「さぁ、迷わず手を取れよ。楽にしてやる。

『死』以上の安息を俺は与えてやれる」



奴は俺に手を伸ばす。



どうしようもないと、仕方がなかったと、現実を受け入れることは心地よい。

実際にどうしようもないことの連続だったし、

一つ一つの決断は、俺に後悔の枷を嵌めていくだけだ。

いっそのこと、あの蛆の湧く部屋でなんで俺は死ななかったのかと思う。

ここで才能が封じられたのならば、

生きる絶対的才能が封じられたというのならば、

俺を縛り付ける枷は何もない、

もはや、どうだっていいじゃないか。



あいつの言うことは俺の望みだ。

こんな甘美な響きは他にない。

馬鹿が・・、迷う筈もない。




「やっぱ、何もわかってないだろ?お前・・・」