蒸れないブログ -187ページ目

悪そうな初音ミクを描いてみよう ラフ画 ファンタジー編


warumiku

絵 朝七時くらい言って 本当に眠い



ねむーい

第三章 幸福在処 幸せってなんですか? ―小説



幸福?何それ食べれるの?





◆ ◆ ◆




「流さん?顔が真っ青です・・・だいじょう―」


私は、流さんに近づこうとすると、

その瞬間、流さんは後ろへと引こうとして、自分がドアを背にしていることに、き付きかず、ドアに少し頭を打って、それでもぴたりと体をつけて、限界まで私から遠ざかろうとします。


「お主、幸せを感じたことがないのか?」


「はい・・・すいません・・・気持ち悪いですよね、こんなの」


「だって、小羽はいつもニコニコしていたではないか?

大好きな、誠一殿と知恵殿に囲まれて楽しそうだったではないか?」


「はい」


「篠原殿や、久野殿と学校にで楽しそうにしていたではないか?」


「はい」



「幸せそうだったではないか?」



「はい・・・おとうさんと、

おかあさんといっしょにいることは楽しいです。

しーちゃんや久野君といるのも・・・・

けど、幸せかどうかはわかりません。」


「そう言うのを幸せと言うのではないのか?」


「幸せって楽しいことなんですか???」



・・・・・。

噛み合わない会話・・・。
ごめんなさい、流さん。
でも、どうしてもわからないんです。幸せってなんなのか・・・。



「流さん。私、なんでもします。

だから教えてください。

流さんの幸せを・・・私が必ず見つけて届けます。」



「お前は、奇怪しい(おかしい)」

「はい」

「お前は、奇怪(へん)なやつだ。」

「はい」


「小羽・・・俺は少しお前が怖い。」


・・・・・。


こわ・・・い・・・?


こわい・・・・。


こわ・・・・い。



「そう・・・・ですよね・・・・流さん。

きっと、だから私は・・・捨てられたんです。」




その瞬間、流さんは、はっ!と目を見開き、力が抜けたように座り込みました。



「すまぬ・・・すまぬ、小羽・・・俺は・・・・―」



それは、自分を見捨てた父のように・・・・・。
それは、自分を拒絶した母のように・・・・・。
同じことを小羽にしてしまった・・・・・・・。

すまぬ・・・・。

流さんは涙を流します・・・・。


「だけど・・・・。」


流さんは、扉をゆっくりと開け、外に出ました。

閉じた扉のぴたりとしまって・・・私はそれをじっと見つめていた。




「嫌われた・・・・・、嫌われちゃったんだ・・・・」


ただ・・・・私は・・・流さんが・・・・・。


「そうだよね・・・気持ち悪いよね・・・・。私、わたし・・何でこんなのなんだろう・・・・」


口元が震えて止まらない・・・・。


その瞬間、流さんの絶えてきたものはこんなにも悲しいものだったんだと―拒絶って・・・・・こんなに・・・・。




私は追いかけることができず、ただ泣きました。