足立区で、LGBTガイドラインが作成されましたが、続いて教職員用のマニュアルも作成されています。
性の多様性に関する困りごとマニュアル
相談しやすい先生であるために
というタイトルです。
性の多様性に限らず、相談しやすい先生であるために何に気を配るべきか、気を付ける点などが書かれています。
読んでいて、「相談者」として気をつけなきゃいけない点が多々あると感じました。
特に、注意するコト3に書かれていた、
「広めない」、「勝手に共有しない」
普段から、色々な生活相談などに対応することが多く、この点は気を配っているつもりでしたが、きちんと意識しないといけないことだと改めて感じました。
小さな組織だったりすると、大昔のムラ社会かのようで、個人的プライベートなことですら全員が知っている状況になっていたりします。
けれど、そういったことは本人の許可なく他の人に暴露してはいけない、絶対にやってはいけない行為です。
アウティングに関しては、大学でアウティングの被害にあった学生が死に至る事故も起きているところです。
命に係わることであり、共有の範囲を本人に確認することなく、軽々しく人のプライバシーやセクシャリティについて広めてはいけません。
また、避けるべき言葉、日ごろ生活の中で気を付けることなど、こういうことを知っている・いないで、その人のモラルが試されるなと思いました。
皆さんもぜひ、マニュアルを読んで勉強してみては?