今期最後の産業環境委員会がありました。

陳情は、リユース食器の活用を求める陳情がだされており、継続して質疑を行いました。

今回は、環境影響のことと費用対効果について少し質疑を。

足立区はなぜリユース食器の利用をやめたのか。
20万円程の予算(環境フェア、1万5000人ほどの参加者)がかかって手間もかかるから、とのことでしたが、他ではどうか。

多分日本で一番規模の大きい、京都市の取り組みでは。
問い合わせると、一回の実施で予算額は1500万円ほどだそうです!
けど、市民の方からゴミをたくさん出す事は良くないと根強く意見があり、リユース食器の活用を行いゴミゼロを目指しているのだそうです。
環境意識が高いから、ということでしょうか。

啓発ポスター

環境負荷の低減など実績
ゴミの量は、取り組み開始前の57トンから37トンまで、削減できています。

…ちなみに、祭のゴミは業者に依頼して引き取ってもらっており、業者の計測で毎年の排出量を記録しているのだそうです。

これだけの規模でできるのは、出店業者に無料でリユース食器を貸し出しでいるから、とも。
それなら屋台の方達にもメリットがあり、ゴミ処理費用の負担も軽減でき、環境負荷も大きく減らせる。
なるほどと思いました。


足立区でも、今年の環境フェアでリユース食器の活用を検討するとのことなので、期待しています♪

少しでも取り組みを行っていくことで、エコロジーの考えを啓発して賛同者を増やしていきたいものですね。


リユース食器の事業者の方からの見本