20代の頃に、知り合いから紹介されて知った、べてるの家。

統合失調症など精神障害をもつ当事者たちが、ショップをやって、当事者研究をして、地域に根ざして暮らしている場所です。

降りていく生き方

知り合いから紹介されて読んで、価値観が広がった一冊です。

病気をもっているために、なぜ同じ人間でありながら、差別され、ひっそりと隠れるように生活しなければならないのだろうかー

日本社会では、常に上昇していくのが当たり前の生き方であるとされてしまっています。

そこに疑問を投げかけ、管理され歯車の一部となることで人間性を削ぎ落とされる生き方ではなく、背負わされた余計なものをひとつずつとり去っていくことで、本来の自分を取り戻していく。
それが、降りていく生きかたです。

人間らしさを損なう不必要なものを無理に身につけることをせず、淡々と、ありのままを生きていく。
悩みは悩みとして受け入れる。
向上しよう、なにかを取り入れよう、改善しようと、背伸びするのではなくて、ありのままで、苦悩を受け入れて生きていく、生き方。

雑誌と当事者研究ノート


これ、いいですよね。
幻覚&妄想大会!

ここまでおおらかに、温かく、仲間を受け入れられたらステキですね。

こんな風に受け入れて、共に生きていくことが出来たら、困っておられる方たちの生きづらさも少し軽く出来るんだろうなと、思います。

相談してきて下さる方々にどう関わればいいか、研究しています。

グランプリ、秀逸


ケースワーカーの仕事が楽しいという知り合いがおられますが、その気持ちが分かる気がしてきた、この1週間でした♪