全交の実行委員会があり、ドキュメント映画『ソソンリ』の試写会がありました。
これで3度目の試写です。
あれ、新しい字幕??
と、未だに発見があり、見るたびに理解が深まりました。
韓国の村、ソソンリ。
米軍のサードミサイルが配備されることになり、農民のおばあさんたちが反対闘争に加わっておられます。
このドキュメントは、華々しい闘争ではなく、農村を支えてきたおばあさんたちが、なぜ軍事基地に反対するのか、朝鮮戦争の頃の記憶や子どもたちへ未来を託す思いなどが、淡々と描かれています。
苗を、種から自分で育てるおばあさん。
「そうすれば、苗を買うお金のない人にも分けてあげることができるでしょ」
村の共同体、共に生きる、温かな心が生きています。
軍事基地を強制的に配備することが、土に生きる住民からどういった暮らしを奪うのかー
3回目にして、じんわりその良さが理解できた気がしました。
終バスに間に合う時間には終わってほしいものです。