お昼に区役所で景観審議会の事前説明をしていただきました。
こんな感じです♪
夜は、事務所で事務局会議とニュースの発送作業をしました。
2回目の委員となるので、前回よりは少しわかることも増えました…?
そして午後からは、就労継続支援B型の作業所さんにおじゃましてきました。
点字名刺プロジェクトをされている所です。
お手紙をいただいたのですが、ちょうど新しい名刺が出来てきた所だったのでタイミングばっちり♪
見学も出来ますとのことで、名刺を持ち込みがてら、お話も聞かせて頂きました。
機械で点字を打ち込みます
名刺ですが、これまではやっつけというか、1時間以内に入稿しなきゃいけない!って感じで自作でバタバタと作っていたので、今回はきちんとデザイナー本職の方に作ってもらいました。
点字も、読める方と読めない方もおられて、大人になってから中途で障がいを持った方は読めない方も多いそうです。
けれど、全盲の方の場合だと、それが名刺なのか診察券なのか何かの紙なのか、わかりません。
点字を入れることで、少しでも伝えることができればと思います。
A4の紙にも印字可能だそうなので、またぜひニュースも点字入りのものを作りたいなと思いました。
施設長の方からお話を聞かせていただきました。
とりわけ中途障がいの方は、ハローワークに行っても仕事がなかなかないそうです。
働きたいと考える方に仕事を作りたいと、取り組みをされているそうです。
先日足立区で、区職員が障がい者の方に精神的虐待を行う悲しい事件がありました。
以前には、視覚を失い障害手帳を受け取りに行った方に対して、区職員が「後から読んでおいて下さい」と言って、手帳をポンと渡したことがあったと、当事者の方から聞いています。
障害特性や相手のことを知らない無知が、自分と異なる他者への差別・偏見につながるのだと思います。
人のことを知ること、相手の立場に想像を馳せる想像力、大切と思います。
名刺に点字が入っていることで、障がい理解のための啓発にもなれば良いなと思います。
墨字部分にかさなると、ちょっと目から情報を得ている方には見づらいでしょうか?
これくらいならなんとか読めるし大丈夫ですかね。
これからは、名刺を作るときは点字を入れやすいデザインで作る、気配りもいることが分かりました。
視覚のかたと、知的・精神の方もおられ、一緒に作業をされていました。
効率性に追い立てられるのではなく、誰もが自分の得意なこと、できることを活かしあって働いておられました。
大阪にいた頃は若者の雇用作りにも関わってきましたが、雇用を作るっていいなぁと改めて感じました。
介護の方たちもそうですが、こちらの作業所のかたも、とても人間として優しい方で、話を聞いていて暖かい気持ちになれました。
越谷の作業所ですが、通える距離なので足立区から通っているかたも多いとのこと。
新しい縁に感謝です。
名刺だけでなく、A4ならニュースやチラシにも点字が入れられるとのことでした。
またぜひお願いしたいです。
お話を聞かせてくださり、またその場で試作も行っていただいてありがとうございました♪
作業のベテランズがそろったので、珍しく短時間で素早く完了出来ました♪
ありがとうございました♪