先日の、待機児童・子どもの貧困対策特別委に、NPO法人との連携による食の支援について、情報連絡がありました。

フードバンクとの連携によって、区内に食品提供の拠点が4つに増えていること、ひとり親家庭へのお弁当の提供がされており、区の協力によってそれぞれ利用世帯が増えている旨の報告をいただきました。

貧困対策としての食の提供については、インスタントやレトルトなどが主であれば栄養面でどうなのかと指摘もされたり、疑問視する声もありました。
報告だけではわからないので、現場に行かせていただいてきました。

やはり、百聞は一見にしかず。
とても勉強になりました。
企業名の入った食材は撮影NGなので野菜が主にになりますが、例えばこんな感じです。

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(レタス丸ごと、ゴーヤ、春菊、アスパラも。ここにはないがパイナップル丸ごとも。ミニトマト2パック、バナナ12本、りんご、じゃがいも、玉ねぎなど。右端の袋はお米)


ほかに、カット野菜、菓子類やアルファ米、飲料、乾燥スープ、調味料なども。
冷蔵品では牛乳もあるし卵、ヨーグルト、納豆、ソーセージ、野菜天、ハムなども。

スーパーの買い物カゴで2〜3つほど、1世帯で受けとれる分量がありました。

フードバンクといえば食品の在庫がうず高く天井まで積まれた様子とかをテレビで見たイメージから、賞味期限が1年以上とか2年とかインスタント系のものが多いのかと思っていましたが、そうではなかったです。
スーパーで何気なく買い物してきたような品揃えでした。


食の支援については、行政がやるべきことを民間に肩代わりさせてるのは良くないとの指摘もあります。
食の支援そのものに対する懐疑もあります。
福祉制度の不足と現代日本での格差拡大の中で、必要な人に必要な支援をどう届け保障するのか、現場の視点を大切に、提言していきたいと思います。


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