過日、食の格差について研究されている鳫咲子先生をお招きして、学ぶつどいを開催しました。
研究者の調査を軽んじたり軽視する発言が決算委員会で区からありましたが、貧困調査は現在進行形で進んでいる研究です。
元は参議院にて議員の調査研究を補佐する仕事をされておられ、福島みずほさんたち超党派の議員によるDV防止法などにも携わられたそうです。
豊富な資料とわかりやすいお話でした。
子どもの食に関して、学校給食のもつ意味は大きいです。
それを、給食費未納を理由として子どもへの給食提供をを停止することがありました。
経済的困窮と子どもの食、栄養。
就学援助を受けられない世帯での経済的困窮が広がっています。
親の経済状況によって、子どもの食が左右されてはいけないと思います。
子どもどうしの中で、あの子は給食費払わないで食べてるとかいった噂話が、当該子どもの心を傷つけます。
選別的福祉ではなく全員の無償化が、だから大切と思います。
「数字」に関しては好き嫌いもあるようですが、自治体が施策を行なっていくにあたって客観的合理性が必要でしょうし、需要があるのかないのか、根拠となるのはやはり調査したデータであり数字になってきます。
どのような対策を事業化すべきか、実態を把握することが大切ですね。
研究者の調査を軽んじたり軽視する発言が決算委員会で区からありましたが、貧困調査は現在進行形で進んでいる研究です。
先進的な研究から学び、貧困状態にある子どもへの実効的支援や子どものための政策を私たちがきちんと作っていきたいものです。