上間さん(沖縄)
・機動隊にも挨拶する。返さない人は精神が壊れてる人。敵に追いやらない。逮捕された時も、糖尿病だから何かちょうだい、と言ったり、テントに弁当あんだよね、というと、名護の顔見知りの警官は取りにいって待ってきてくれた。そういうようにやってる。
・環境守りたい心、平和を愛する心、道交法がそれらを上回るのか。
・何されても萎縮しない
・全国の様々な問題とこれが一つになる事。政権を止める道と思ってる。
・自分らを守ってくれる軍隊を守りたいという思いがあった。自分たちを嫌う人もいるなとは感じていた。
・入隊勧誘のオルガナイザーの話では、軍自身が男尊女卑の組織で人間以下の扱いをされることになるとは言わなかったし、自分の夢を棚上げしないといけない事も語られなかった。
・監察病棟での勤務で、負傷兵はイラクアフガン戦からの帰還兵士。戦地での負傷兵は9割が瀕死の状態であっても生き残ると言われていた。しかし、腕がなくなったり脊髄損傷したりーそういう状態で普段の生活に戻っていく心の準備ができている人はいなかった。
・自動爆破装置で負傷した兵士たちは、腕がない足がない瞼がない状態で、生き残ったことの罪悪感に苛まれていた。
・20代前半という若さで一生副作用に苦しむという状態で帰ってくる。
・そういった現状を目の当たりにして戦争の根本問題を問うようになると、性的暴行や暴行、誹謗中傷のターゲットとなり、3回自殺を試みた。名誉除隊をはずされそうになったが、働きかけなんとか枠内で収めた。
PTSDが強く、フラッシュバックや生き残った呵責で不安に苛まれた。
正式な認定を得るためにはIVAWの手助けなしにはできなかっただろうし、手続きも複雑で得るまでに5年もかかった。
・出会ったIVAWのメンバーから軍隊の犯した罪を正すために、活動していると聞いた。自分たちがやらなきゃ誰がやるのか、と。
・戦争の起きる根本に視点を当てた、軍国主義の根には何があるか、ヘイトの問題、気候変動に対しても取り組んでいる。
・安倍について。中国の脅威を言っている。戦争政策を推進しているが、障害が立ちはだかっている。憲法9条は明確な戦争放棄の約束であり、対話による解決を提起している。
9条は世界の平和を愛する市民から支持されている。
世界中で私たちが声を上げることによって、真の美しい国に返させていこう。
・国際的な観点から報告したい
・安倍への圧力かける観点が報告されているが、国際的な観点も必要だ。
・現在の混沌に展望を与えるのがこの集会だ。人種とか国籍とか取るに足らないものだ。
・資本主義が宗派、国籍などによる分断を利用して、労働者への苦しみを利用して、世界の破壊を進めようとしている。
・宗派による民衆分断を取り上げるかというと、トランプは就任式で聖書を守るといいキャメロンが、対案を提起することが大切と考える。
・トランプはアメリカファーストといったが、人間ファースト人間が大事とは絶対言わない。
・安倍は美しい国取り戻すと言いながら日本軍を海外へ派遣することをしてきたが、これは経済の世界進出を軍事的に支えていくのもに他ならない。
・世界を見てほしいが、国籍に関係なく我々は人間である。シリアなどでおきていることも、福島で家族を失ったりしたことも、難民が海に溺れていくことをかなしむことも。
・人間としてのアイデンティティを守る立場から今年の全交をみたい。労働の成果なしには剰余価値も生まれない。
・安倍やトランプ、バグダディなどの狂った差別主義者たちが人類の命運を握っているかのようだがそうではない。
・イラクではインフラは壊滅的状況になり、誘拐や殺人、ひどい状況となっている。
・それらに立ち向かう力を自分たちが生み出さない限り、地域の再分割ができてしまうだろう。
・モスル市の状況を思い出してほしい。追い出されることか貧困か選べと突きつけられている。
・アイシスについて。何かと尋ねられるが、アメリカの50もの同盟国が束になって最新兵器を使って攻撃しているにもかかわらず、死滅していない。サダムフセインを攻撃した時は21日でかたがついた。タリバンは二ヶ月でケリをつけた。それなのに何故アイシス掃討が終わらないのか。アイシスというのは、アメリカが中東における力の再確立のために使っている嘘である。
・アイシスの存在とは、米国がアジェンダを中東に確立して、新自由主義を持ち込むための戦略であると考えている。
・まだ私たちの力が弱いといえる。ブルジョワ階級の野蛮さが頂点に達しているといえる。
・人間性を最大限尊重する私たちの戦線を再構築しなければならない。その一歩になると考えている。