前回に続き、介護のテーマでつどいをおこないました。
今回は、強引な自立支援でなく、自己決定や寄り添うかかわりを尊重したケアを提供するために、というテーマです。
基調に続き、今回はゲストからお話を。
東京都多摩若年性認知症総合支援センターのサポーターのかたと、当事者のかたからお話しいただきました。
センターは昨年11月の開設以降、90件以上の相談が入っているそうです。
若年性認知症では、認知症の周辺症状が落ち着いている方も多く、認知症の症状はあっても支援を丁寧におこなうことで就労が可能な方が多くおられます。
お話しくださったしまさんもそんなおひとりで、センターに「働く場所を探している」と相談に来られたそうです。
元は大学教授だったしまさんですが、発症して、職場に来なくていいと言われ、働きたいし働くところを探してこられたそうです。
サポーターのかたは「認知症当事者の言葉に誰も耳を傾けないくせがついてしまっているのではと感じる」とおっしゃっていました。
家族との関係、仕事の様子、これまでの症状がでてきてから昔の職場でつらかった経験などを、当事者として丁寧にお話しくださいました。
そして、今回の集いには、足立区の都議会議員ほっち議員の奥様もお越しくださいました♪
ご参加ありがとうございました♪
質疑をはさんで後半は、参加した事業所や介護職員、行政職員などの方々から、現状について課題と感じることや仕事で大切にしていることなど、ざっくばらんにお話しいただきました。
私も少しアピールさせていただきました。
人間として尊厳ある暮らしを最後までおくれるように―
豊かな交流ができて充実した集いとなりました。
みなさん、ご参加ご協力ありがとうございました♪