7日は、本日のラストバッター。2回目の質問に立ちました。

今日と週明け11日は、歳出4款経済産業費、6款土木費、7款教育費、8款公債費、9款諸支出金、10款予備費と、国民健保、介護保険、後期高齢者医療特別会計までの審議となります。

今日は、豊洲新市場をめぐって取りざたされる「盛り土」から質問を開始しました。
関係者の中では大きな問題として、取りざたされている問題が浮上しています。
それは、福島第一原発からでた高濃度汚染土を、全国の公共事業の用に供していく、という方針。
これまでの指針では、100ベクレル以下でないと利用できなかったものを、なんと8000ベクレル、これまでの80倍もの高濃度のものを、全国に拡散してしまおうという方針です。
危険ですし、環境省に対してやめてほしいという交渉や要請も、様々な団体が取り組んでいます。
区内でも、盛り土を使う公共事業がおこなわれることがあるとのことなので、利用しないでほしいと要望しました。

ほか、エリアデザイン・西新井について、花畑街道の自転車走行環境の安全確保策、区営施設の市民利用に関して、教育費の無償化に関して、を質問しました。

教育の無償化、とりわけ給食費の無償化は、参院議員福島みずほさんも主張しておられるところです。
国連人権規約でも、高等教育までの無償化をうたっています。
国内では、山梨県早川町では、給食費、修学旅行費、卒業アルバム製作費、教材費など義務教育に関わる全てを完全無償化し、子育て世代の移住促進を打ち出しています。
京都府伊根町でも、2015年度から給食費、修学旅行費、教材費などを無償化しました。
北海道足寄町では、小中学校の給食費無償化を、滋賀県長浜市でもこの2学期より小学校給食費の無償化を開始しています。
政府は、子どもの貧困対策を育児・発育支援に限定してしまっている点に、課題があると考えます。
根本的に貧困をなくしていくには、所得再配分政策を打ち出し、経済的側面からの施策に取り組んでいくことが必要ではないでしょうか。

質問と答弁の全文は、後日区議会ウェブサイトに掲載されますので、またご案内させていただきます。

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