戦争させない・9条壊すな!総がかり行動の呼びかけによる、国会行動がおこなわれました。

昨年のこの日、数万人が集まり、国会の中で採決を阻止する野党議員に連帯し、声をあげました。
国会の中ではフィリバスターや牛歩、バリケードなど様々な戦術で闘われ、外の抗議の声も聞こえていたとのこと。
言葉通り、夜を徹して強行採決への抗議と、今後も闘い続ける決意をそれぞれがコールに乗せて声あげていました。

今年になり、戦争法廃止統一署名が取り組まれ、1400万筆が集まりました。
夏の参院選では戦後初めて、共産党も含めた野党共闘が成立し、原発震災の終息しない福島県、辺野古新基地建設をめぐる沖縄県で、野党共闘候補の大きな勝利、そして川内原発を抱える鹿児島県知事選でも原発停止を訴える新知事が誕生しました。

大きな歴史のうねりを実感します。

主催者からの冒頭の挨拶を聞きながら、この一年を思い返しました。

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段々雨が強くなる中、冒頭は国会議員からの挨拶が。
民進党は元代表の岡田さん。
共産党志位さん。
社民は福島みずほさんが、沖縄高江から駆けつけたと力強く挨拶されました。
(傘の下の赤い服の女性が、みずほさん)
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はとバスの観光客のかたが、手を振ってくれていました!
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メインステージの対岸の先頭付近です。
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なんといっても心に突き刺さったのは、元自衛官・レンジャー隊員の井筒高雄さんの話です。
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自衛官の命が政治判断の名のもとぞんざいに扱われてる。米軍は兵士30名あたり1人の割合で衛生兵がつくが、自衛隊には医療行為のできないほんの少しの衛生兵しかいない。
米軍兵士なら助かる命が、自衛隊では助からない条件で自衛隊員は戦場にだされる。
駆けつけ警護と言われるが、すでにNGO職員はもとより大使館員もほぼ南スーダンを脱出している。
安保法制の論議の時に例示された「邦人保護」はもうありえない実態だ。
安倍が考えてるのは戦場で実戦をすることだけ。
これは大問題。もうごまかせない。
世界最強の軍隊をもつアメリカ。ニューヨークで何が起こったか。軍隊をもつことではテロは防げないー

写真は非常に見づらいのですが、真ん中あたりの傘の下で日の丸が広げられています。
井筒さんが講演などに持参される旗で、レンジャー試験に合格した時に皆で寄せ書きをし、レンジャー隊員は死を前提としているので棺で戻る時にはそれがかけられる、生きて戻れればそのままとっておくという、旗だそうです。
こういう時だから再度持参した、と語っておられました。


自衛隊によって、命が失われないように
自衛隊員の命が、失われないように
強く願います。
そのためにできることを考え、他の自治体議員と連携し、また区内でも区民の方たちに働きかけていきたいと思います。