「一部平家」第一期・後半の予定について | 平曲研究所のブログ

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平家琵琶(平曲)に関するブログです。
2014年以前の記事は、ぷららブローチのブログに加筆修正したものです。

「一部平家」第一期は、2015年に、年8回×10年の想定で始めた企画です。

※「一部平家」:平家物語の「一部始終」すなわち前編を語り通す演奏形式。

本来の「一部平家」は、平家物語の最初から物語順で語ったと思われますが、
今回は規範譜「平家正節」の句組を活用しながら、
毎年「巻通し」となるように語り進めることにしました。
※「巻通し」:平家物語巻之一~十二までを一句ずつ取り上げる句組。

しかし昨年3月より、COVID-19の影響で、
休止・規模縮小・講演時間の短縮が必要となりました。
(講義と演奏で構成しているため「講演」と表記しています)

そこで、当初は1回あたり90~100分としていた講演時間を、
1回あたり60~75分に変更したものを、新たに組みました。

2020年と2021年で「巻通し」、
2022年と2023年で「巻通し」、となっています。
当初の計画より2年長い、2026年末頃の終了を想定しています。

今後もCOVID-19流行状況をみながら、
開催頻度・講演時間・句組を適宜変更してまいります。

41(2020年2月終了)殿下乗合、卒都婆流、善光寺
42(2021年2月終了)大塔、有王
43紅葉
44若宮,勧進帳
45咸陽宮、経嶋
46実盛、宇佐行幸
47木曾最期
48重衡生捕、海道下
49嗣信、土佐坊

50祇園精舎
51我身、蘇武
52祇王(前)
53祇王(後)
54小教訓
55西光、三井寺
56法皇御遷幸、城南離宮
57鵺、東国下向

58延喜聖代
59入道逝去、祇園女御、
60横田河原、火燧
61倶利伽羅落、連署願書、聖主臨幸
62征夷将軍院宣、濱軍、盛俊最期
63横笛、遠矢
64弓流、副将被斬
65泊瀬、大臣殿誅罰

66禿童、徳大寺、法印
67頼豪、高倉宮、都遷、
68葵前、木曽山門・山門返牒
69法住寺合戦
70富士川、訪月、
71維盛都落、水島、落足
72宗論
73能登殿、文沙汰、平大納言

74御輿振、一行、医師、
75信連、文覚被流
76小督
77還亡、主上都落
78那都羅、小朝拝、三草、
79一二懸 、請文
80熊野、大坂、吉田
81劔

82鹿谷、小松、
83颷、大臣流罪、物怪
84厳島御幸、喘涸声
85木曾願書、篠原、緒環
86小宰相
87忠度最期、千手
88鏡
89高野巻、壇浦、判官