今年の大河ドラマは『紫式部』ですね。
あの時代、女子は正式な名前さえ残らずひっそりと生きていた、という事は分かるけど……。(例外はいるけれど)
いえね。 小学校3~4年の頃に『伝記シリーズ』が好きで、図書室から借りて読んでた者としては、こう、何というか、そういう描き方はして欲しくなかったというか。
子供が読む伝記ものが美化されて描かれているっていう事は、大人になるに従っていやでも分かってきましたとも。
でもね~。だからと言って、紫式部をあんな「ものを深く考えずに行動する軽率な女性」として描いて欲しくは無かったわ。
子供の頃のエピソードとしては、妄想というか願望による「嘘」も平気で吐いているし。
平安貴族のドラマとしては面白いと思うわよ? 毎回見ているし。
ただ、『紫式部』の物語としては描いて欲しくなかった~!
どうせなら『源氏物語』を主体にして、時々作者である紫式部が「ここはどういう風にしようかしら」と考える図、くらいに留めて欲しかったです~。
ついでにあのオープニングだけど……。
紫式部の顔をぼかして、“どこかの姫君”のような形にして欲しかった。
アレじゃ紫式部自身がエロっぽい女性に見えるじゃないの!
取り敢えず最後まで見ようとは思うけどね。
内容はまあまあ面白いと思うけどね?
紫式部本人がこうであった、という描き方さえされていなければ。